VMware vSphere ESXiサーバのハードウェア障害時の対応
弊社では、ESXiサーバのハードウェアの故障を検知した場合は、お客様にご連絡の上、ハードウェアの保守を実施します。保守対応を実施する場合は、ESXiサーバをシャットダウンした状態でお引き渡しいただきます。
【参考】
- Host Client、またはvSphere ClientからESXiサーバの電源が操作できる場合は、Host Client、またはvSphere Clientからのシャットダウンを実施してください。vSphere Clientからのシャットダウンの方法について詳しくは、VMware社が提供する以下のマニュアルをご覧ください。
- 本コントロールパネルからESXiサーバの電源をOFFにする操作を行った場合は、操作直前に変更したESXiサーバに対する設定が保持されない場合があります。ESXiサーバの電源をON/OFFする方法の詳細は、「電源のON/OFF」をご参照ください。
弊社で検知できないVMware vSphere ESXiサーバのハードウェア障害時の対応
弊社サービス設備において、ESXiサーバの以下の部位の故障を検知できません。これらの部位の故障を検知するには、vCenter Serverでの設定が必要ですが、この設定に必要な特権アカウントをお客様にお引き渡ししているためです。
- NICポート
- FCポート
これらの部位の故障は、以下の表に記載されたvSphere アラームを有効に設定することでお客様にて検知できるようになります。
【参考】
vSphere アラームを設定する方法の詳細は、VMware社が提供する、以下のマニュアルをご覧ください。
部位 | vSphereアラーム |
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NICポート |
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FCポート |
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vSphere アラームの発生時の状況により、上記以外のvSphere アラームが並行して発生する可能性があります。
上記のvSphere アラームは、弊社サービス設備の障害、メンテナンス、またはVMware vSphereの不具合など、他の要因によっても発生する可能性があります。
そのため、弊社サービス設備で障害が発生していないこと、及びメンテナンスが行われていないことを、弊社アナウンスでご確認いただいた上でお問い合わせください。
【参考】
弊社アナウンスは、コントロールパネルのダッシュボードに記載されています。詳細は、「ダッシュボード」をご参照ください。「お知らせ一覧」で確認できます。