[vSphere 8.0] 分散仮想スイッチ、及び仮想マシン アップグレード
以下の作業はvSphereアップグレードに伴う必須の作業ではありません。必要に応じて実施してください。
分散仮想スイッチのアップグレード
【参考】
分散仮想スイッチバージョンの8.0.0へのアップグレードは、分散仮想スイッチに接続されているすべてのVMware vSphere ESXiサーバをバージョン 8.0にアップグレード後に実施していただけます。
1.VMware vSphere Client を使用し、VMware vCenter Server Appliance 8.0に接続します。
2.「ネットワーク」アイコンをクリックし、アップグレード対象の分散仮想スイッチ(今回の例では「Dswitch」)を右クリック後、「アップグレード」をクリックして、「Distributed Switchのアップグレード」をクリックします。
「アップグレードの設定」画面が表示されます。
3.「8.0.0」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。
「互換性の確認」画面が表示されます。
4.すべてのホストの「互換性」に「互換性あり」が表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
「設定の確認」画面が表示されます。
5.「完了」をクリックします。
6.アップグレード対象の分散仮想スイッチの「サマリ」タブをクリックし、バージョンが「8.0.0」であることを確認します。
仮想マシンのアップグレード
お客様が作成した仮想マシンのハードウェアバージョンを、VMware vSphere ESXi 8.0に対応するバージョンにアップグレードしていただけます。
仮想マシンのハードウェアバージョンをアップグレードする方法は、VMware社が提供するKnowledgeBase(https://kb.vmware.com/s/article/1010675?lang=en_us)をご覧ください。
【参考】
- open-vm-toolsを利用してアップグレードする場合は、VMware社が提供する「open-vm-toolsのサポート(https://kb.vmware.com/kb/2074713)」をご覧ください。
- VMware Toolsのアップグレードにより、無効化されていたVMXNET3デバイス、及び準仮想化SCSIデバイスが有効になる場合があります。詳細は、VMware社が提供する「Knowledge Base(https://kb.vmware.com/s/article/59532)」をご覧ください。