設定

メール管理者は、IIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能に関する設定を変更することができます。最初に「IIJセキュアMXサービスとDOXの連携スイッチ」の設定をお勧めします。

  1. 「管理・照会」ページを表示して、「各種設定」をクリックします。


  2. 下記項目を設定します。

    設定説明
    ワンタイムアップロード「なし」または「あり」から選択
    初期設定は「なし」に設定されています 「あり」を選択した場合、アカウントを所有しないユーザに対して、
    一度だけファイルのアップロードを許可する「ワンタイムアップロード」機能が利用できるようになります
    ワンタイムアップロード機能について詳しくは「ワンタイムアップロード」をご覧ください
    開封可能回数の設定上限任意の回数を設定できます。初期設定は「5回」に設定されています

    IIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能では、アップロードが自動的に行われるため、Webメールのようにメール単位で細かな設定をすることはできません。
    下記設定項目の値が、アップロードされるすべてのファイルに対して自動的に適用されます。また、これらの値はWebメールの「メール作成」ページにおけるデフォルト値としても利用されます。
    なお、「各種設定」での設定はユーザの初期値として扱われますが、ユーザが設定を変更した場合、ユーザの設定が優先されます。
    ただし、ユーザが設定した認証方式がメール管理者によって制限された場合は、メール管理者が設定した認証方式に変更されます。

    設定説明
    利用可能な認証方式ユーザに利用を許可する認証方式にチェックを付けます
    許可されない認証方式は、メール作成ページに表示されません
    認証方式デフォルトの認証方式を「パスワード認証(ユーザ設定)」、「パスワード認証(ランダム生成)」、「DOX認証」、「認証なし」から選択します
    許可されない認証方式を選択することはできません
    開封通知メール「通知しない」か「通知する」を選択します
    有効日数1日間~7日間、または14日間のいずれかを指定できます。有効日数が過ぎると、ファイルへアクセスできなくなります
    開封可能回数1回から「開封可能回数の設定上限」で指定した値の間で開封可能回数を設定します
    開封可能回数を使い切ると、ファイルへアクセスできなくなります

    IIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能を利用する場合、必ず以下の設定を行ってください。

    設定説明
    DOXユーザの連携スイッチ
    OFFにするとIIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能が無効になり、添付ファイルのままメールが送信されます

    サイズと拡張子の条件を設定することにより、IIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能によってアップロードされる添付ファイルを制限することができます。

    設定説明
    サイズ指定したサイズより小さな添付ファイルはDOXにアップロードされず、添付ファイルのまま送信します
    拡張子「DOXにアップロードしないファイル拡張子を指定」を選択した場合、指定した拡張子のファイルを除いて、すべてアップロードされます
    「DOXにアップロードするファイル拡張子を指定」を選択した場合、指定した拡張子のファイルだけアップロードされます

    IIJセキュアMXサービスとDOXの連携機能によってアップロードされるとき、ディスクフルなどの理由によりエラーが発生する場合があります。
    そのときの制御方法について設定できます。

    設定説明
    送信時(outbound)「宛先にメールが届かない」を選択すると、エラーメールが送信者へ戻ります
    「宛先にメールが届く」を選択すると、DOXへはアップロードされず、添付ファイルのまま宛先にメールが届けられます

    いくつかの設定は、ユーザによる個別設定を許可せず、管理設定を強制することができます。

    設定説明
    IIJセキュアMXサービスとDOXの連携スイッチ設定変更
    「許可しない」を選択した場合、すべてのユーザは管理設定に従います
    「許可する」を選択した場合、ユーザに設定変更を許可します
    IIJセキュアMXサービスのアップロード対象の添付ファイルサイズ設定変更
    「許可しない」を選択した場合、すべてのユーザは管理設定に従います
    「許可する」を選択した場合、ユーザに設定変更を許可します
    IIJセキュアMXサービスのアップロード対象の添付ファイル拡張子の設定変更
    「許可しない」を選択した場合、すべてのユーザは管理設定に従います
    「許可する」を選択した場合、ユーザに設定変更を許可します

    「設定」をクリックします。