同じような設定のゾーンを多数運用する

共通設定」を利用することで、複数のゾーンに同じ設定を適用できます。設定方法については「共通設定」をご覧ください。

同一設定を複数ゾーンに設定する

プライマリネームサーバにお客様サーバ、セカンダリネームサーバにマネージドDNSサーバを利用し、複数ゾーンを運用する場合は、ゾーンを個別に設定をするのではなく、「共通設定」を一つ作成し、それぞれの契約ゾーンで同じ共通設定を適用します。

  1. TSIG鍵管理」でTSIG鍵を作成します。
  2. 共通設定」で共通設定を作成します。
  3. 共通設定に「プライマリネームサーバ設定」でプライマリネームサーバ及びTSIG鍵を設定します。
  4. この共通設定を「共通設定の切り替え」で複数のゾーンで設定します。

追加でゾーンをご契約された場合も、既存の共通設定を適用するだけで設定を完了できます。また、「初期適用共通設定」を設定しておくと、追加したご契約ゾーンに自動で指定した共通設定が適用されます。

共通設定を書き換える

共通設定」を書き換えると、適用されているすべてのゾーンで設定の変更が適用されます。変更作業の手間が少なくなるだけでなく、一部のゾーンに対しての設定漏れがなくなります。

一部のゾーンだけ設定を変更する

すべてのゾーンの設定を変更する予定で、1ゾーンのみを先行して動作テストしたい場合は、以下の手順で一部ゾーンだけ設定を変更できます。

  1. 共通設定」で「コピー」を作成します。
  2. コピーした「共通設定」の設定を変更します。
  3. 共通設定の切り替え」で変更したゾーン共通設定をテストしたいゾーンに対して設定します。
  4. 動作テストで問題ないことを確認します。
  5. 共通設定の切り替え」で残りのゾーンにも設定します。