共通設定

共通設定は、複数のマネージドDNSサービス/DNSトラフィックマネージメントサービスの契約で共通の設定内容を使用するための設定セットです。共通設定は複数定義でき、ゾーンごとあるいはLBドメイン名ごとに利用する設定セットを選択できます。

【注意】

本項目で作成した共通設定は、各サービスの設定で適用後に初めて利用されます。作成後に必ず適用作業を行ってください。

本項目で共通設定を編集した場合は、変更内容は自動で各サービスに適用されます。

共通設定一覧

定義されている共通設定が一覧で表示されます。

項目内容
初期適用共通設定新規で追加される契約に適用される共通設定です
共通設定名作成時に指定した任意の共通設定名が表示されます
コメント作成時に指定した任意のコメントが表示されます
適用対象「サービス一覧確認」をクリックすると、その共通設定が適用されているサービスが一覧で表示されます
共通設定の追加

共通設定を追加します。

  1. 「共通設定の追加」をクリックします。
  2. 「共通設定名」及び「コメント」を入力し、「保存」をクリックします。
共通設定の編集

共通設定の編集では共通設定のコピー、削除、適用中のサービス一覧の表示及び各設定の変更ができます。

共通設定の一覧画面から既存の「共通設定名」をクリックすると設定編集画面が表示されます。

コピー

現在表示している共通設定と同じ内容の共通設定を別の設定名で作成します。

  1. 「コピー」をクリックします。
  2. 「共通設定名」及び「コメント」を入力し、「コピー」をクリックします。
削除

現在表示している共通設定を削除します。
この共通設定を利用しているサービスがひとつでも存在している場合は、削除できません。また、一度削除した共通設定を復活させることはできませんので注意してください。

  1. 「削除」をクリックします。
  2. 「削除」をクリックします。
適用中サービス一覧

現在表示している共通設定が利用されているサービスを一覧で表示できます。

  1. 」をクリックします。
  2. 「適用中のサービス一覧」をクリックします。
  3. 適用中のサービス一覧が表示されます。
初期適用共通設定の切り替え

サービスを新規追加した際に、自動で適用される共通設定を表示中の共通設定に変更します。

【注意】

  • 初期適用共通設定として利用できる共通設定はひとつです。
  • 初期適用共通設定を切り替えると、それまで初期適用共通設定として適用されていた共通設定は初期適用されなくなります。

  1. 」をクリックします。
  2. 「初期適用共通設定の切り替え」をクリックします。
  3. 「切り替え」をクリックします。
共通設定名

共通設定名を変更します。
共通設定は設定名の変更後も引き続き新しい設定名でサービスに適用されます。

  1. 共通設定名の「」をクリックします。
  2. 共通設定名を変更し、「」をクリックします。
コメント

共通設定をコメントを変更します。

  1. コメントの「」をクリックします。
  2. コメントを変更し、「」をクリックします。
プライマリネームサーバ設定

マネージドDNSサービスをセカンダリネームサーバとして利用する場合に、お客様でご用意いただくプライマリネームサーバを設定します。DNSトラフィックマネジメントサービスでは参照されません。

【参考】

  • 本設定を有効にする場合、プライマリネームサーバ側でDNSプラットフォームサービスからのゾーン転送を許可しておく必要があります。許可すべきIPアドレス範囲は「本サービスが利用するIPアドレス」をご覧ください。
  • マネージドDNSサービスをプライマリネームサーバとして利用する場合は、本項目を空欄にしてください。
  • 「セカンダリネームサーバ設定 > マネージドDNSサーバ」の設定が「有効」になっていることを確認してください。「無効」になっていると本サービスをDNSサーバとしてご利用いただけなくなります。

  1. 「プライマリサーバアドレス」の「」をクリックします。
  2. 」アイコンをクリックします。
  3. プライマリネームサーバの以下の情報を入力し、「追加」をクリックします。

    項目内容
    IPアドレスゾーン転送するプライマリネームサーバのIPアドレスを入力します
    ※プライマリネームサーバのIPアドレスと、ゾーン転送の要求を行うIPアドレスが異なっている場合は、ゾーン転送を行うIPアドレスを入力してください
    TSIG鍵TSIG鍵名TSIG鍵は「TSIG鍵管理」で作成したものを選択します
    コメントコメントを入力します
    アルゴリズムTSIG鍵の設定により自動で入力されます
     状態有効/無効
    スイッチで設定の有効/無効を切り替えられます
    ※設定の新規追加時は、「無効」に設定されています。有効にするには、設定の保存後に「」をクリックし、「プライマリサーバアドレスの更新」から「有効」に切り替えてください
    【参考】

    設定を削除する場合は「」をクリックします。ただし、状態が「有効」のものは削除できません。「有効」のもを削除する場合は、編集画面で「無効」に切り替えた後に削除してください。

    既存の設定を編集する場合は「」をクリックします。

セカンダリネームサーバ設定

マネージドDNSサービスをプライマリネームサーバとして利用する場合に、お客様でご用意いただくセカンダリネームサーバを設定します。DNSトラフィックマネジメントサービスでは参照されません。

  • ゾーン転送要求の許可
    セカンダリネームサーバがゾーン転送を要求するIPアドレスレンジと、任意でTSIG鍵を設定します。

【参考】

お客様側のセカンダリネームサーバを利用しない場合は空欄にしてください。

  1. 「ゾーン転送要求の許可」の「」をクリックします。
  2. 」アイコンをクリックします。
  3. ゾーン転送要求の許可設定の以下の情報を入力し、「追加」をクリックします。

    項目内容
    IPアドレスセカンダリネームサーバのIPアドレスを入力します
    ※IPアドレス/プレフィックス長の形式で入力してください。IPv4/v6のどちらでも入力できます
    ※セカンダリネームサーバのIPアドレスと、ゾーン転送要求を行うIPアドレスが異なっている場合は、ゾーン転送を行うIPアドレスを入力してください
    TSIG鍵TSIG鍵名TSIG鍵は「TSIG鍵管理」で作成したものを選択します
    ※TSIG鍵を設定する場合、設定されたIPアドレス範囲、かつ設定されたTSIG鍵を使ってアクセスされた場合に、ゾーン転送が許可されます(本設定はAND条件です)
    コメントコメントを入力します
    アルゴリズムTSIG鍵の設定により自動で入力されます
【参考】

設定を削除する場合は「」をクリックします。

既存の設定を編集する場合は「」をクリックします。

  • DNS NOTIFY
    マネージドDNSサービスでゾーンが変更されたことをお客様でご用意いただくセカンダリサービスに通知するための設定です。
  1. 「DNS NOTIFY」の「」をクリックします。
  2. 」アイコンをクリックします。
  3. DNS NOTFIY設定の以下の情報を入力し、「追加」をクリックします。

    項目内容
    IPアドレスセカンダリネームサーバのIPアドレスを入力します
    ※IPv4/v6のどちらでも入力できます
    ※セカンダリネームサーバのIPアドレスと、NOTIFY受付を行うIPアドレスが異なっている場合、NOTIFY受付を行うIPアドレスを入力してください
    TSIG鍵TSIG鍵名TSIG鍵は「TSIG鍵管理」で作成したものを選択してください
    ※TSIG鍵を設定する場合、設定されたIPアドレス範囲、かつ設定されたTSIG鍵を使ってアクセスされた場合に、ゾーン転送が許可されます(本設定はAND条件です)
    コメントコメントを入力します
    アルゴリズムTSIG鍵の設定により自動で入力されます
    【参考】

    設定を削除する場合は「」をクリックします。

    既存の設定を編集する場合は「」をクリックします。

  • 高度な設定
    本サービスをDNSサーバとしては利用しない設定が可能です。マネージドDNSサーバを無効にすると、セカンダリネームサーバに対するゾーン転送とNOTIFYに関する機能を除いてDNSサーバとしては利用できなくなります。ヒドゥンマスター(ゾーン編集やDNSSEC署名、ゾーン転送の機能だけを利用するサーバ)として利用する場合に設定してください。

    【注意】

    ネージドDNSサーバを無効にすると、本サービスをDNSサーバとしてご利用いただけなくなります。通常は有効のままお使いください。

通知設定

DNSトラフィックマネジメントサービスで監視ステータスが変更されたときに通知する宛先を設定します。マネージドDNSサービスでは参照されません。

  1. 「通知先アカウント」の「」をクリックします。
  2. 」をクリックします。
  3. 通知先アカウントの以下の情報を入力し、「追加」をクリックします。

    項目内容
    アカウント名通知先の名前です
    メールアドレスメール通知に使用されるメールアドレスです
    国番号電話通知の際に電話番号に付加される国番号です。81(日本)と1(米国)から選択できます
    電話番号電話通知の際に使用される電話番号です。数字だけを入力してください。国番号が81(日本)の場合でも先頭の「0」から入力する必要があります
    言語通知メッセージに使用される言語です。日本語と英語(米国)から選択できます
    【参考】

    メールアドレス、及び電話番号の登録はいずれもアカウントごとに1件までです。複数のメールアドレス、及び電話番号に通知したい場合は別のアカウントを追加してください。

    設定を削除する場合は「」をクリックします。

    既存の設定を編集する場合は「」をクリックします。

    【参考】

    通知メールの送信元アドレスは「notify@notify.dns-platform.jp」、電話通知の発信元番号は「0120-552-314」です。事前に着信を許可しておいてください。