管理項目設定

構成管理データベースで管理する構成情報の管理項目を、カテゴリごとに設定します。

各カテゴリには、初期登録されている標準管理項目及びユーザが任意で使用できるユーザ管理項目があります。「管理項目設定」画面では、管理項目名称、グループ、入力形式、表示設定などの設定を変更できます。標準管理項目について詳しくは、「標準CI一覧」をご覧ください。

管理項目設定画面を表示する

管理対象ごとに、「構成管理」画面の異なるメニュー項目を選択して、「管理項目設定」画面を表示します。

管理対象メニュー項目
基本情報「基本情報 管理設定」の「管理項目設定」
仮想基盤情報「仮想基盤 管理設定」の「管理項目設定」
AWS情報「AWS 管理設定」の「管理項目設定」
Azure情報「Azure 管理設定」の「管理項目設定」

ここでは、「ノード情報」カテゴリの管理項目を編集するために、「管理項目設定」画面を表示する場合を例に説明します。

1.「構成管理」画面のメニューを、「基本情報 管理設定」、「管理項目設定」の順にクリックします。

「管理項目設定」画面が表示されます。

管理項目設定を編集する

ここでは、「ノード情報」の管理項目を編集する場合を例に説明します。

1.「管理項目設定」画面の上部のタブで「ノード情報」が選択されていることを確認し、一覧の「編集」をクリックします。

編集画面が表示されます。

2.管理項目の設定を編集します。

編集画面では、全管理項目の「管理項目名称」、「グループ」、「表示設定」、及び「備考」を編集できます。必要に応じて、管理項目の設定を変更してください。

標準管理項目の一部とユーザ管理項目では、リセットを実行することで、「入力形式」、「入力必須項目」、及び「連携する一覧情報」も編集できます。ユーザ管理項目について詳しくは、「ユーザ管理項目」をご覧ください。リセットについて詳しくは、「リセット」をご覧ください。

ここでは、「管理項目名称」、「グループ」及び「表示設定」を変更します。

入力項目について詳しくは、以下の表をご覧ください。

入力項目必須/任意説明
管理項目名称必須
  • 名称を変更する場合は、テキスト欄に任意の名称を入力します
  • 標準管理項目の初期設定については、「標準CI一覧」の「標準管理項目」をご覧ください
  • ユーザ管理項目の初期設定は、「ユーザ管理項目 nn」です(nn:01~69)
グループ任意
  • グループを変更する場合は、テキスト欄に任意のグループ名称を入力します
  • 構成情報の詳細画面で、管理項目をグループごとにまとめられます。詳しくは、「詳細画面のグループ設定」をご覧ください
  • 標準管理項目の初期設定については、「標準CI一覧」の「グループ」をご覧ください
  • ユーザ管理項目の初期設定は、「nn ユーザ管理グループ」です(nn:標準管理項目の初期設定グループの連番)
入力形式必須
  • リセットできない標準管理項目は、変更できません。標準管理項目の初期設定については、「標準CI一覧」の「入力形式」をご覧ください
  • リセットできる標準管理項目及びユーザ管理項目は、リセット実行後に変更できます。リセットできる標準管理項目については、「標準CI一覧」の「リセット可能項目」をご覧ください。リセット手順について詳しくは、「リセット」をご覧ください
  • 変更する場合は、プルダウンメニューより以下のいずれかを選択します。入力形式について詳しくは、「入力形式の選択」をご覧ください
    • テキスト
    • 暗号化情報
    • 日付
    • プルダウン(リスト表示する候補を登録します)
    • 長文テキスト
  • ユーザ管理項目の初期設定は、「テキスト」です
入力必須項目必須
  • リセットできない標準管理項目は、変更できません。標準管理項目の初期設定については、「標準CI一覧」の「入力必須項目」をご覧ください
  • リセットできる標準管理項目及びユーザ管理項目は、リセット実行後に変更できます。リセットできる標準管理項目については、「標準CI一覧」の「リセット可能項目」をご覧ください。リセット手順について詳しくは、「リセット」をご覧ください
  • 設定する場合は、「必須」または「任意」のいずれかを選択します
    • 必須:構成情報登録時に入力チェックが行われ、値がないとエラーとなります
    • 任意:構成情報登録時に入力チェックされません
  • ユーザ管理項目の初期設定は、「任意」です
表示設定必須
  • 管理対象とする場合は、「有」に設定します。「有」に設定すると、構成情報の一覧及び詳細画面に表示されます
  • 「無」に設定すると、構成情報の一覧及び詳細画面で非表示となります。また、CSV形式またはExcel形式でダウンロードするファイルに出力されません
  • 標準管理項目の初期設定については、「標準CI一覧」の「表示設定」をご覧ください
  • ユーザ管理項目の初期設定は、「無」です
連携する一覧情報任意
  • リセットできない標準管理項目は、変更できません
  • リセットできる標準管理項目及びユーザ管理項目は、リセット実行後に変更できます。リセットできる標準管理項目については、「標準CI一覧」の「リセット可能項目」をご覧ください。リセット手順について詳しくは、「リセット」をご覧ください
  • 標準管理項目に連携されている一覧情報については、「標準CI一覧」の一覧表で「連携する一覧情報」をご覧ください
  • 設定する場合は、一覧情報名称(〇〇一覧)※1をプルダウンメニューで選択します。設定すると、構成情報の登録時に、一覧に登録された構成情報が選択肢として表示されます
  • ユーザ管理項目の初期設定は、空欄(設定なし)です
備考任意補足情報を入力します

※1:一覧情報名称及び、一覧に登録が必要な管理項目について詳しくは、「一覧情報登録」をご覧ください。

CSV形式またはExcel形式のファイルをアップロードして一括編集する方法もあります。詳しくは、「情報の一括編集」をご覧ください。

3.編集が完了したら、「保存確認」をクリックします。

変更した項目が赤く強調表示されます。

4.内容を確認し、「保存」をクリックします。

「保存内容」列については、以下の表をご覧ください。

手順3の画面に戻るには、「戻る」をクリックします。

保存内容説明
更新設定行のすべてまたは一部内容を変更します
変更無設定行に変更がない状態です

「管理項目設定」画面に戻り、保存完了のメッセージが表示されます。

5.設定を変更した項目の詳細画面を開き、管理項目の変更が反映されたことを確認します。

「ノード情報」の詳細画面を表示するには、「基本情報」の「ノード情報」メニューをクリックして一覧画面を表示し、任意のノードID(例:testnode_001)の「操作」列にある「詳細」をクリックします。

ユーザ管理項目

各カテゴリに、標準管理項目及びユーザ管理項目であわせて70個の管理項目が登録されています。標準管理項目以外のレコードをユーザ管理項目として使用できます。

ユーザ管理項目の数は、カテゴリにより異なります。

ノード情報のユーザ管理項目(「管理項目設定」画面の編集画面)


【参考】ユーザ管理項目の表示設定

ユーザ管理項目の初期設定では「表示設定」が「無」になっています。使用する場合は、「有」に変更してください。

詳細画面のグループ設定

構成情報の詳細画面では、構成情報がグループごとに表示されます。表示順は、グループ名称の昇順です。グループ設定されていない管理項目は、画面最下部にまとめて表示されます。

「ソフトウェア」の詳細画面を表示するには、「基本情報」の「ソフトウェア」メニューをクリックして一覧画面を表示し、任意のソフトウェア名称(例:Software1)の「操作」列にある「詳細」をクリックします。

入力形式の選択

入力形式を設定すると、構成情報の入力画面は以下のように表示されます。

入力形式表示例説明
テキスト


  • テキスト欄に、任意の文字列を入力します
  • 最大入力文字数は、1,000文字です
暗号化情報

  • テキスト欄に、任意の文字列を入力します。入力時の値は、「●●●●」で表示されます
  • 最大入力文字数は、256文字です
日付

  • 日付をカレンダーから選択するか、「YYYY/MM/DD」形式で入力します
プルダウン

  • 設定した候補がプルダウンメニューに表示されます
  • 最大文字数は、255文字です
長文テキスト

  • 長文テキスト入力欄に、任意の文字列を入力します
  • 最大入力文字数は、1,000文字です
リセット

管理項目を初期状態に戻して、再利用できます。

リセットを実行すると、「管理項目設定」を初期化し、管理項目に登録している構成情報を削除できます。

また、「入力形式」、「入力必須項目」、及び「連携する一覧情報」を編集できるようになります。そのため、「入力形式」、「入力必須項目」、及び「連携する一覧情報」を変更する場合は、リセットを実行してください。

リセットできる管理項目は、標準管理項目の一部とユーザ管理項目です。リセットできる管理項目には、レコードの左にチェックボックスが表示されます。

リセットできる標準管理項目については、「標準CI一覧」の「リセット可能項目」をご覧ください。

【注意】リセット実行の注意点

  • 管理項目に登録されている構成情報は削除されます。
  • 「入力項目」が「プルダウン」の標準管理項目は、「テキスト」に変更されます。初期値に戻すには、「標準CI一覧」で初期設定を確認し、再設定してください。

1.「管理項目設定」画面の編集画面でリセット対象の行をチェックし、「リセット」をクリックします。

確認画面が表示されます。

2.「OK」をクリックします。

チェックした管理項目が初期化され、それらの管理項目の「入力形式」、「入力必須項目」、及び「連携する一覧情報」が編集できるようになります。

3.必要に応じて設定を変更し、「保存確認」をクリックします。

ここでは、「管理項目名称」、「グループ」、「入力形式」、「入力必須項目」、及び「表示設定」を変更します。

変更した項目が赤く強調表示されます。

4.内容を確認し、「保存」をクリックします。

5.設定を変更した項目の詳細画面を開き、管理項目の変更が反映されたことを確認します。

「ノード情報」の詳細画面を表示するには、「基本情報」の「ノード情報」メニューをクリックして一覧画面を表示し、任意のノードID(例:testnode_001)の「操作」列にある「詳細」をクリックします。