ノードアカウント設定

インベントリ収集対象ノードのアカウント情報を登録します。

「サービス設定」の「ログインアカウント設定」に登録されたアカウント情報は、自動的に連携され一覧に表示されます。

登録したアカウント情報を「ノード設定」の「収集用アカウント」に紐づけることで、インベントリ収集を実行できます。

ノードアカウント設定画面を表示する

1.「構成管理」画面のメニューを、「基本情報 管理設定」、「ノードアカウント設定」の順にクリックします。

「ノードアカウント設定」画面が表示されます。

ノードアカウント設定を編集する

「サービス設定」から連携されたノードのアカウント情報の確認、及びアカウント情報の登録を行います。一覧の編集方法について詳しくは、「一覧の編集」をご覧ください。

入力項目必須/任意説明
連携元「サービス設定」から連携された情報には「サービス設定」、編集画面から追加した情報には「-」が表示されます
ノードID必須「ノード設定」で登録した「ノードID」が入力候補として表示されます。アカウント情報を登録する「ノードID」を選択します
ホスト名「ノード設定」で登録した「ノードID」にもとづき、「ホスト名」が表示されます
IPアドレス「ノード設定」で登録した「ノードID」にもとづき、「IPアドレス」が表示されます
種別「ノード設定」で登録した「ノードID」にもとづき、「種別」が表示されます
パスワード/鍵必須
  • 「サービス設定」の「ログインアカウント設定」で登録されたノードの「パスワード/鍵登録」が表示されます
  • アカウントのパスワードを登録する場合は、「パスワード」を選択します
  • 秘密鍵を登録する場合は、「鍵」を選択します
  • 「登録不要」の場合は、収集用アカウントに指定できません
接続方式必須

接続方式を以下から選択します

  • 「種別」が「Windows」の場合
    • Windows:ローカルユーザ/SSH
    • Windows:ローカルユーザ/NTLM
    • Windows:ローカルユーザ/BASIC
    • Windows:ドメインユーザ/SSH
    • Windows:ドメインユーザ/NTLM
  • 「種別」が「UNIX」の場合
    • UNIX:ローカルユーザ/SSH
  • 「種別」が「NW機器(L2,L3)」または「NW機器(FW,LB)」の場合
    • IOS:SSH
    • IOS XE:SSH
    • NX-OS:SSH
    • JUNOS:SSH
    • FortiOS(Fortigate):API(Webログイン)
    • PAN-OS:API(Webログイン)
    • PAN-OS:API Key
    • AOS(AP):SSH
    • AOS(Switch):SSH
    • AOS-CX:SSH
    • ACOS:API(Webログイン)
    • TMOS(BIG-IP):API(Webログイン)
アカウント名必須
  • 「サービス設定」の「ログインアカウント設定」で登録した「アカウント名」が表示されます
  • アカウントを追加する場合は、アカウント名を入力します
パスワード/パスフレーズ任意
  • 「サービス設定」の「ログインアカウント設定」で登録した「パスワード/パスフレーズ」が連携されます
  • パスワード情報を登録する場合は、パスワードまたはパスフレーズを入力します
sudoパスワード任意
  • sudoコマンド実行用のパスワードを入力します
  • 接続方式「IOS:SSH」及び「IOS XE:SSH」で特権モードへ移行する場合は、enableパスワードを入力します
必要情報任意
  • 「サービス設定」の「ログインアカウント設定」で登録した「必要情報」が連携されます
  • 「パスワード/鍵」で「鍵」を選択した場合は、秘密鍵を入力します。確認用の再入力も必要です
    • OPENSSH形式及びRSA形式の秘密鍵を利用できます
    • OPENSSH形式の秘密鍵を登録する場合は、入力する鍵情報の最終行に改行を追加します。RSA形式の場合は不要です
管理グループ名称任意
  • 「管理グループ登録」で登録した「管理グループ名称」がプルダウンメニューに表示されます
  • 対象のアカウントに管理グループを割り当てる場合は、プルダウンメニューから選択します
補足情報任意「サービス設定」の「ログインアカウント設定」から連携された補足情報です。編集できません
【注意】「種別」が「Windows」でのインベントリ収集について

  • 鍵認証の場合は、接続方式「Windows:ローカルユーザ/NTLM」、「Windows:ローカルユーザ/BASIC」、及び「Windows:ドメインユーザ/NTLM」は使用できません。収集用アカウントの接続方式は「Windows:ローカルユーザ/SSH」または「Windows:ドメインユーザ/SSH」を選択してください。
  • 収集用アカウントの接続方式が「Windows:ローカルユーザ/NTLM」、「Windows:ローカルユーザ/BASIC」、または「Windows:ドメインユーザ/NTLM」の場合は、下記のWinRMの設定が必要です。

1.対象ノード(Windows)※1にログインする
2.PowerShellを管理者権限で起動する
3.コマンドを実行「winrm qc」
4.コマンドを実行「winrm set winrm/config/service/auth '@{Basic="true"}'」
5.コマンドを実行「winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="true"}'」
※1:対象ノードで、5985番ポートの許可設定が必要です。

  • 収集用アカウントの接続方式が「Windows:ローカルユーザ/NTLM」、「Windows:ローカルユーザ/BASIC」、または「Windows:ドメインユーザ/NTLM」の場合は、対象ノードの環境設定で、ドメインにFQDNを設定する必要があります。

【注意】インベントリ収集用アカウントについて

  • インベントリ収集対象のOSがWindows2012、2016、2019、または2022の場合は、インベントリ収集用のアカウントはWindowsの管理者グループに所属している必要があります。
  • インベントリ収集対象のOSがLinuxの場合は、インベントリ収集用のアカウントは、root権限相当のユーザが推奨されます。一般ユーザの場合は、一部情報を収集できません。
  • インベントリ収集対象がネットワーク機器の場合は、admin権限相当のユーザが推奨されます。一般ユーザ権限相当の場合は、一部情報を収集できません。