IIJ IDサービスCAと外部CAの違いを知りたい

デバイス証明書認証ではIIJ IDサービスCAと外部CAのいずれかを利用できます。

各CAの違いを説明します。

IIJ IDサービスCAは簡単に導入し、利用できます。
一方、外部CAは他社のCAサービスなどを自由に利用可能で、一般に機能の豊富さにメリットがあります。

具体的な違いは以下のとおりです。

項目 IIJ IDサービスCA 外部CA
IIJ IDユーザと証明書の関連付け あり なし
MDMとの連携 非対応 CAの仕様に依存
クライアント証明書のグループ管理 非対応 CAの仕様に依存
パブリック証明書での発行 非対応 CAの仕様に依存
ユーザによる証明書のセルフ発行 対応 CAの仕様に依存
公開Web API 非対応 CAの仕様に依存
失効期限の通知 2週間前にメール通知 CAの仕様に依存
導入までの期間 即時で利用可能 CAの仕様に依存
導入コスト 多要素認証オプション以外の追加コストなし

多要素認証オプションに加え、他社のCAサービスを利用するためのコスト

自己署名証明書を独自で発行する場合は、多要素認証オプション以外の追加コストなし

管理者への利用申請対応 非対応 CAの仕様に依存
証明書のインストール先の端末の制限 非対応 CAの仕様に依存
証明書の一括発行 非対応 CAの仕様に依存
証明書の失効方法 IIJ IDコンソールでの失効操作 CAの仕様に依存
証明書発行時の端末認証 非対応 CAの仕様に依存