AADSTS500082エラーでMicrosoft 365にログインできなくなった場合の対処方法は、以下のとおりです。

現象

IIJ IDサービスでの認証後に、Microsoft 365で"AADSTS500082: SAML assertion is not present in the token."と表示されてログイン出来ない。

原因

本サービスで、Microsoft 365アプリケーションへのログインが許可されていません。

そのため、Microsoft 365に認証成功のSAMLレスポンスが渡されず、Microsoft 365へのログインに失敗しています。

対応

以下のいずれかの対応を行なってください。

該当ユーザを利用者に追加する

Microsoft 365アプリケーションの利用者に、該当のユーザを追加します。ユーザの追加方法について、詳しくは「IIJ IDサービス オンラインマニュアル[管理者用]」の「利用者設定をする」をご覧ください。

利用者以外のユーザも、アプリケーションへのログインを許可する

本サービスでMicrosoft 365アプリケーションの利用者に設定されていないユーザを、Microsoft 365にログインできるように設定します。

Microsoft 365アプリケーションの利用者設定で「利用者でないユーザも、アプリケーションへのログインを許可する」を選択します。ログインの許可設定について、詳しくは「IIJ IDサービス オンラインマニュアル[管理者用]」の「アプリケーションへのログイン許可設定を変更する」をご覧ください。