ユーザのOfficeライセンスを変更する場合の手順を知りたい
IIJ IDからMicrosoft 365にユーザをプロビジョニングしている場合に、ユーザのOfficeライセンスを変更する際の注意点と設定例を説明します。
注意点
以下の点に注意してください。
- 同じライセンスの同じプランの重複設定は問題ありません
- 1つに統合されます
- プランの組み合わせによっては競合が発生し、ライセンスの割り当てに失敗する場合があります
- 例: Exchange Online (Plan 2)とExchange Online (Plan 1)
- 詳しくは、https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/enterprise-users/licensing-groups-resolve-problems#conflicting-service-plansをご覧ください
- 競合するプランかどうかはMicrosoft側の仕様に依存するため、Microsoft社にお問い合わせください
- プランの割り当てを解除する場合、プランの依存関係によりライセンスの割り当てに失敗する場合があります
- 詳しくは、https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/enterprise-users/licensing-groups-resolve-problems#other-products-depend-on-this-licenseをご覧ください
- 依存関係についてはMicrosoft側の仕様に依存するため、Microsoft社にお問い合わせください
設定例
ユーザにプランを追加する場合の例を説明します。
実際の作業については、お客様の環境に合わせて変更してください。
以下のグループに所属したユーザを仮定します。
グループ名 | ライセンス | プラン |
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グループA | Business Basic |
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このユーザに新たにTeamsとOutlookのプランを設定する場合、以下のようなグループに所属させます。
グループ名 | ライセンス | プラン |
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グループA | Business Basic |
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グループB | Business Standard |
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また、Business Basicライセンスが不要となる場合は、以下のようなグループに所属させます。
グループ名 | ライセンス | プラン |
---|---|---|
グループC | Business Standard |
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