コマンドラインテンプレートの作成

サービスアダプタのコンフィグをテンプレート形式で作成します。

コマンドラインテンプレートを利用してコンフィグを作成するには次の作業が必要です。

テンプレートを作成する複数のサービスアダプタのコンフィグの共通箇所をテンプレートとして作成します。サービスアダプタごとに異なるパラメータ部はマクロ変数として記述します
テンプレートにサービスアダプタを割り当てる作成したテンプレートにサービスアダプタを割り当てます
マクロ変数を定義するテンプレートで使用するマクロ変数にサービスアダプタごとの値を入力できるようにするため、ローカル変数またはグローバル変数を定義します
マクロ変数の値を設定するサービスアダプタごとのローカル変数に値を設定します

「スナップショット」メニューの使用方法は「テンプレートのスナップショット」を参照してください。

新規テンプレートの作成

「新規テンプレートの作成」をクリックすると「コマンドラインテンプレートの作成」画面が表示されます。


「名前」にテンプレート名を入力し、「テンプレート」のテキストエリアにコマンドラインテンプレートを入力します。

編集後に「作成」をクリックするとテンプレートの作成が完了します。

サービスアダプタの割り当て

「割り当ての変更」をクリックすると、サービスアダプタの選択画面が表示されます。

割り当てるサービスアダプタにチェックを入れ「確認」をクリックすると、確認画面が表示されます。

「確定」をクリックすると、割り当てが完了します。

ローカル変数の定義

「ローカル変数の定義」をクリックすると、次の画面が表示されます。

ローカル変数を定義するテンプレート名をクリックすると、次の画面が表示されます。

「新しいローカル変数の定義を作成」をクリックすると、次の画面が表示されローカル変数が追加できます。

「変数名」と「デフォルト値」を入力し「作成」をクリックするとローカル変数が追加されます。

  • 変数名は変更できません
  • 「デフォルト値」はサービスアダプタ毎にローカル変数が未設定の場合に採用される値です
  • 「デフォルト値」は省略できます
ローカル変数の削除
「ローカル変数の定義」画面で「操作」列の「削除」をクリックすると、確認画面が表示されます。

「削除」をクリックすると、ローカル変数が削除されます。

ローカル変数を削除すると、サービスアダプタ毎に設定された変数値も削除されます。

ローカル変数の設定

「ローカル変数の編集」をクリックすると次の画面が表示されます。

ローカル変数を設定するサービスアダプタの「モデル-シリアル番号」をクリックすると、

割り当てられたテンプレートに定義されたローカル変数の一覧が表示されます。

「編集」をクリックすると設定値を入力できます。入力後「更新」をクリックすると値が保存されます。

グローバル変数の定義と設定

「グローバル変数の定義と設定」をクリックすると次の画面が表示されます。

「変数名」と「設定値」を入力し「追加」をクリックするとグローバル変数の定義および変数値の設定が完了します。

「スナップショット」メニューの使用方法は「テンプレートのスナップショット」を参照してください。

ローカル変数、定義のCSVエクスポート/インポート

テンプレート毎に所属サービスアダプタとローカル変数、定義の値をCSVファイルにエクスポートできます。

また、CSVファイルを外部で編集してインポートし、ローカル変数、定義の値を更新できます。

ローカル変数、定義のエクスポート

各編集画面より「インポート/エクスポート」をクリックすると、次の画面が表示されます。

エクスポート元のテンプレートを選択し「エクスポート」をクリックすると、CSVファイルをダウンロードできます。

ローカル変数、定義のインポート

インポート先のテンプレートとインポートするCSVファイルを選択し「インポート」をクリックすると、ローカル変数、定義の値が一括で上書きされます。


CSVファイルの書式

CSV ファイルのフォーマットは以下の通りです。 テンプレート変数名の順序は記述された順に保持されます。

[name]       ,[sa_label],variableA   ,variableB   ,variableC   , ...
[default]    ,          ,defaultValue,defaultValue,defaultValue, ...
ServiceCode1 ,SA-label1 ,value       ,value       ,value       , ...
ServiceCode2 ,SA-label2 ,value       ,value       ,value       , ...
ServiceCode3 ,SA-label3 ,value       ,value       ,value       , ...
                          :
                          :

1行目は変数名の定義です。変更する場合はテンプレートコンフィグ内の変数名の記述も変更する必要があります。

2行目はデフォルト値の定義です。

3行目以降はサービスアダプタごとの識別子と変数値です。

"[name]" 列はサービスコードです。値は省略できず、変更できません。インポート先テンプレートの所属サービスアダプタと一致しない場合はエラーになります。

"[sa_label]" 列はメモ欄です。インポート時は無視され、メモ欄に反映されません。"[sa_label]" 列が存在しない場合でもインポートできます。

"[name]" または "[sa_label]" 以外の列はマクロ変数です。サービスアダプタごとの変数値は変更できます。

インポートするCSVファイルは、インポート先テンプレートに所属するサービスコードをすべて含まなければなりません。

一部のサービスアダプタのみ含むCSVファイルや、未所属のサービスコードを含むCSVファイルはエラーになります。