コマンドラインテンプレートの作成
サービスアダプタのコンフィグをテンプレート形式で作成します。
コマンドラインテンプレートを利用してコンフィグを作成するには次の作業が必要です。
テンプレートを作成する | 複数のサービスアダプタのコンフィグの共通箇所をテンプレートとして作成します。サービスアダプタごとに異なるパラメータ部はマクロ変数として記述します |
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テンプレートにサービスアダプタを割り当てる | 作成したテンプレートにサービスアダプタを割り当てます |
マクロ変数を定義する | テンプレートで使用するマクロ変数にサービスアダプタごとの値を入力できるようにするため、ローカル変数またはグローバル変数を定義します |
マクロ変数の値を設定する | サービスアダプタごとのローカル変数に値を設定します |
「スナップショット」メニューの使用方法は「テンプレートのスナップショット」を参照してください。
新規テンプレートの作成
「新規テンプレートの作成」をクリックすると「コマンドラインテンプレートの作成」画面が表示されます。
「名前」にテンプレート名を入力し、「テンプレート」のテキストエリアにコマンドラインテンプレートを入力します。
編集後に「作成」をクリックするとテンプレートの作成が完了します。
IPv6アドレスの変更監視と自動設定を有効にする
機能が有効化されている場合、「IPv6アドレスの変更監視と自動設定を有効にする」機能が利用できます。
「IPv6アドレスの変更監視と自動設定を有効にする」にチェックを入れると、テンプレートに割り当てされたサービスアダプタでIPv6アドレスの変更監視機能が有効化されます。
詳細はIPv6アドレスの変更監視と自動設定をご覧ください。
サービスアダプタの割り当て
「割り当ての変更」をクリックすると、サービスアダプタの選択画面が表示されます。
割り当てるサービスアダプタにチェックを入れ「確認」をクリックすると、確認画面が表示されます。
「確定」をクリックすると、割り当てが完了します。
ローカル変数の定義
「ローカル変数の定義」をクリックすると、次の画面が表示されます。
ローカル変数を定義するテンプレート名をクリックすると、次の画面が表示されます。
「新しいローカル変数の定義を作成」をクリックすると、次の画面が表示されローカル変数が追加できます。
「変数名」と「デフォルト値」を入力し「作成」をクリックするとローカル変数が追加されます。
- 変数名は変更できません
- 「デフォルト値」はサービスアダプタ毎にローカル変数が未設定の場合に採用される値です
- 「デフォルト値」は省略できます
ローカル変数の削除
「削除」をクリックすると、ローカル変数が削除されます。
ローカル変数を削除すると、サービスアダプタ毎に設定された変数値も削除されます。
ローカル変数の設定
「ローカル変数の編集」をクリックすると次の画面が表示されます。
ローカル変数を設定するサービスアダプタの「モデル-シリアル番号」をクリックすると、
割り当てられたテンプレートに定義されたローカル変数の一覧が表示されます。
「編集」をクリックすると設定値を入力できます。入力後「更新」をクリックすると値が保存されます。
グローバル変数の定義と設定
「グローバル変数の定義と設定」をクリックすると次の画面が表示されます。
「変数名」と「設定値」を入力し「追加」をクリックするとグローバル変数の定義および変数値の設定が完了します。
「スナップショット」メニューの使用方法は「テンプレートのスナップショット」を参照してください。
ローカル変数、定義のCSVエクスポート/インポート
テンプレート毎に所属サービスアダプタとローカル変数、定義の値をCSVファイルにエクスポートできます。
また、CSVファイルを外部で編集してインポートし、ローカル変数、定義の値を更新できます。
ローカル変数、定義のエクスポート
各編集画面より「インポート/エクスポート」をクリックすると、次の画面が表示されます。
エクスポート元のテンプレートを選択し「エクスポート」をクリックすると、CSVファイルをダウンロードできます。
ローカル変数、定義のインポート
インポート先のテンプレートとインポートするCSVファイルを選択し「インポート」をクリックすると、ローカル変数、定義の値が一括で上書きされます。
CSVファイルの書式
CSV ファイルのフォーマットは以下の通りです。 テンプレート変数名の順序は記述された順に保持されます。
[name] ,[sa_label],variableA ,variableB ,variableC , ... [default] , ,defaultValue,defaultValue,defaultValue, ... ServiceCode1 ,SA-label1 ,value ,value ,value , ... ServiceCode2 ,SA-label2 ,value ,value ,value , ... ServiceCode3 ,SA-label3 ,value ,value ,value , ... : :
1行目は変数名の定義です。変更する場合はテンプレートコンフィグ内の変数名の記述も変更する必要があります。
2行目はデフォルト値の定義です。
3行目以降はサービスアダプタごとの識別子と変数値です。
"[name]" 列はサービスコードです。値は省略できず、変更できません。インポート先テンプレートの所属サービスアダプタと一致しない場合はエラーになります。
"[sa_label]" 列はメモ欄です。インポート時は無視され、メモ欄に反映されません。"[sa_label]" 列が存在しない場合でもインポートできます。
"[name]" または "[sa_label]" 以外の列はマクロ変数です。サービスアダプタごとの変数値は変更できます。
インポートするCSVファイルは、インポート先テンプレートに所属するサービスコードをすべて含まなければなりません。
一部のサービスアダプタのみ含むCSVファイルや、未所属のサービスコードを含むCSVファイルはエラーになります。