サービスのセキュリティ
コンフィグの保護
以下の仕様により、サービスアダプタへの不正アクセスの可能性を排除します。
また、サービスアダプタが盗難にあったとしても、サービスアダプタからコンフィグを読み取ることはできず、「コントロールパネル」の操作でコンフィグを消去できます。これにより、盗んだサービスアダプタを利用したお客様環境のネットワークへの接続を防止できます。
- サービスアダプタは起動時にRS(Resource Server)から取得したコンフィグをメモリ上に展開して動作し、機器内のストレージには保存しません。サービスアダプタの電源をOFFにすると、コンフィグは消失します。
- サービスアダプタを制御できるのは「コントロールパネル」のみです。シリアルコンソール、Telnet、Secure Shellなどによる制御はできません。
制御通信の保護
お客様が「コントロールパネル」で入力または参照する情報(WebブラウザのHTTPS通信)は、TLSにより暗号化されます。
サービスアダプタとサービスホストの間での管理通信も、同様にTLSにより暗号化されます。
サービスホストの脆弱性対応
弊社は、サービスホストに関する脆弱性情報の把握に努め、適宜、適切に対応します。
使用機材及び脆弱性対応状況に関する個別のお問い合わせは、サービスホストの構成の類推に繋がるため回答できません。
サービスアダプタの脆弱性対応
弊社は、サービスアダプタに関する脆弱性情報を、機種ごとの製品情報サイトに随時掲載します。
製品情報サイトに掲載されていない、一般公開された脆弱性情報などの該否に関する個別のお問い合わせについては、回答できません。
本サービスの脆弱性を修正するファームウェアを提供する場合は、「IIJサービスオンライン」にお知らせを掲載すると共に、運用管理担当者にメールで連絡します。
なお、お客様が使用中の各サービスアダプタのファームウェアは、運用管理担当者が更新してください。
サービスアダプタの脆弱性情報
機種ごとの脆弱性情報について詳しくは、以下のページをご覧ください。