サービスアダプタの状態

次の情報が一覧されます。

項目 説明 補足
モデル-シリアル番号 サービスアダプタを識別する番号 メモ欄の内容が併記されます。また、メモ欄を編集できます
バージョン サービスアダプタのファームウェアバージョン サービスアダプタが起動時に通知したバージョンが表示されます
接続状況 サービスホストとサービスアダプタ間の操作用接続の状況 「接続」または「切断」が表示されます。また、過去に受信したログを参照できます。
IPv4アドレス サービスホストとの通信に使用しているIPv4アドレス 1行または2行表示されます
IPv6アドレス サービスホストとの通信に使用しているIPv6アドレス 1行または2行表示されます
サービスコード 「IIJマルチプロダクトコントローラサービス/サービスアダプタ」のサービスコード
ウルトラセンドバック ウルトラセンドバックオプション契約の有無
モバイルアクセス モバイルアクセスオプション契約の有無
監視グループ サービスアダプタが所属する監視グループ
現在の起動状況 起動シーケンスの各段階の成否
コンフィグ更新日時 「起動時コンフィグ」が更新された日時 サービスホスト上のコンフィグの更新にあたります
コンフィグ反映日時 「起動時コンフィグ」がサービスアダプタに反映された日時 サービスアダプタへのコンフィグの反映にあたります
SMF中継用設定 コラボサービスアダプタを管理するための設定 詳しくは コラボサービスアダプタ を参照ください
受信ログの表示

過去に受信したHeartbeatログの受信数を棒グラフで表示します。(最大1ヶ月分)
集計区間の長さは表示する期間に応じ動的に決定します。
また、グラフでは「前後移動」「ズームイン/ズームアウト」の操作が可能です。

過去の履歴

イベントの履歴を参照できます。

項目 内容
接続の状況 接続状況の変化に関するイベント

コンフィグ取得の状況

サービスアダプタ起動時のコンフィグ自動取得および、稼働中のサービスアダプタへのコンフィグ反映に関するイベント

タスクの実行状況

タスクの実行に関するイベント

監視の状況

サービスアダプタの監視通知に関するイベント
システム通知の状況

サービスアダプタの交換(サービスコードとモデル-シリアル番号の割り当ての変更)および、システムによる通知に関するイベント

起動状況

「コンフィグ取得」、「接続確認開始」、「コンフィグ反映・操作可能」の一連のサービスアダプタ起動の流れを視覚的に確認できます。サービスアダプタとの接続性を確認できないときなど、トラブル解決の際に役立ちます。サービスアダプタが起動し、コンフィグを取得する度に、ランプの状態と時刻はリセットされます。
各起動状況の詳細は以下の通りです。

起動状況 サービスアダプタの動作
コンフィグ取得 RSからコンフィグを取得したことを示します
接続確認開始 取得したコンフィグで動作し、サービスホストとの接続性を確認しています
操作可能 サービスホストとの接続性確認が成功したことを示します

ご契約後、一度も接続されていないサービスアダプタの場合は、次のように表示されます。

サービスアダプタが正常に起動すると、次のように表示されます。

中継用接続設定

コラボサービスアダプタの場合、「SMF中継設定」の項目が表示されます。

表示パラメータ 説明
SMF中継サービスアダプタ 中継用に設定されているサービスアダプタです。詳しくは コラボサービスアダプタ をご参照ください
IPアドレス SSHの接続先として設定されているIPアドレスです
SMF中継設定の設定

「設定」ボタンを押すと、中継用接続設定を変更できます。

「SMF中継サービスアダプタ」ではSMF中継を行うサービスアダプタを選択します。「選択」リンクを押すとSMF中継機能に対応したサービスアダプタの一覧が表示されます。

初めてゲートウェイ機器としてサービスアダプタを登録した場合、SMF中継機能を有効化するためにコンフィグ反映が必要になります。反映が必要な場合は「反映操作が必要です」と表示されるため、リンクより反映操作を行なってください。

そのほかのパラメータは機種によって以下のとおり異なります。

各項目は、コラボサービスアダプタに設定されているパラメータを元に指定します。

Cisco IOS

パラメータ 備考
SSH接続先IPアドレス SSH接続可能なIPv4アドレスまたはIPv6アドレス
SSH接続先ポート番号 22 でない場合は設定が必要
SSHユーザ
SSHパスワード
SNMP Community SNMPエージェントのコミュニティ名
権限昇格コマンド 無視定時は「enable」
権限昇格パスワード 権限昇格コマンドの実行時に必要なパスワード

FortiGateシリーズ

パラメータ 備考
SSH接続先IPアドレス SSH接続可能なIPv4アドレスまたはIPv6アドレス
SSH接続先ポート番号 22 でない場合は設定が必要
SSHユーザ
SSHパスワード
APIプロトコル http または https
API接続先ポート番号 80(http)または443(https)でない場合は設定が必要

SMF中継設定の削除

SMF中継設定を削除します。機材の管理としては未接続状態となり、コマンド等が実行できない状態となります。

接続テスト機能

SMF中継設定に登録した内容で機材に通信が可能かテストできます。すべてのテストに成功することを必ず確認してください。

「実行」を押すとテストを実施し、各プロトコルごとに成功・失敗を表示します。

テスト項目は以下のとおり機材ごとに異なります。

Cisco IOS

機能 レイヤ 説明
SMF中継サービスアダプタ

SMF中継サービスアダプタとして設定されたサービスアダプタで、SMF中継機能の動作状況をテストします。
動作していない場合、コンフィグの反映状況か、ファームウェアのバージョンなどをご確認ください。

SSH接続 tcp

ゲートウェイ機器から管理対象に向けたtcpの接続性をテストします。
失敗する場合はネットワーク的な疎通性をご確認ください。

ssh SSHでの接続性をテストします。失敗する場合はSSHのパスワード等をご確認ください。
コマンド実行 対象機器がコマンド実行できる状態かをテストします。
特権コマンド実行 特権コマンド実行に成功するかテストします。失敗する場合は特権コマンドパスワード等をご確認ください。
SNMP接続 udp ゲートウェイ機器から管理対象に向けたudpの接続性をテストします。
snmp SNMPによる接続性をテストします。失敗する場合はSNMP Community等をご確認ください。


FortiGateシリーズ

機能 レイヤ 説明
SMF中継サービスアダプタ SMF中継サービスアダプタとして設定されたサービスアダプタで、SMF中継機能の動作状況をテストします。
動作していない場合、コンフィグの反映状況か、ファームウェアのバージョンなどをご確認ください。
SSH接続 tcp ゲートウェイ機器から管理対象に向けたtcpの接続性をテストします。
失敗する場合はネットワーク的な疎通性をご確認ください。
ssh SSHでの接続性をテストします。失敗する場合はSSHのパスワード等をご確認ください。
コマンド実行 対象機器がコマンド実行できる状態かをテストします。
API接続 tcp ゲートウェイ機器から管理対象に向けたtcpの接続性をテストします。
失敗する場合はネットワーク的な疎通性をご確認ください。
ログイン認証 API認証に成功するかテストします。失敗する場合は認証情報等をご確認ください。
APIコール APIコールに成功するかテストします。