iperf3

2台のサービスアダプタ間の通信品質を測定できます。

【注意】

iperfとiperf3は互換性がありません。同じコマンドに対応する2台間でのみ測定できます。

iperf対応機種iperf3対応機種

SEIL/X1

SEIL/X2

SEIL/B1

SEIL BPV4

SEIL/x86 Fuji

SEIL/X4

SEIL/x86 Ayame

SEIL CA10

SA-W2

SA-W2L

この操作例では、SEIL/X4をiperf3サーバとし、SA-W2をiperf3クライアントとしています。

まず、一方のサービスアダプタでモードを「server」、操作を「start」として実行します。

  • 取りやめる場合は「stop」を実行してください。

その後に、もう一方のサービスアダプタでモードを「client」とし、必要なパラメータを指定して実行します。

パラメータ説明
iperf3サーバのIPアドレス

iperf3サーバを開始したサービスアダプタのIPアドレスを指定する必要があります。省略できません

測定期間測定期間を変更する場合に値を指定します
測定用トラフィックのビットレート

大きなビットレートで測定する場合に指定します

  • サービスアダプタは指定されたレートでパケット送出を試みます
  • サービスアダプタの処理性能やシステム負荷の状況により、実際の送出レートは指定値に満たない場合があります
  • 指定値に応じて通信帯域を占有します
バッファ長

測定用トラフィックのプロトコルにudpを選択した場合は、送出パケットのペイロード長に相当します。ただしパケットが送出インタフェースのMTUより大きくなる場合はフラグメント化されます。

測定用トラフィックのプロトコルにtcpを選択した場合は、測定用トラフィックの送信単位の大きさを指定します。実際に送出されるTCPセグメントのサイズはフロー制御や再送の影響で変化します。

送信元IPアドレス特定のIPアドレスを送信元とする必要がある場合に、サービスアダプタに付与されているいずれかのIPアドレスを指定します
測定用トラフィックの方向upload(送信)またはdownload(受信)を指定できます
測定用トラフィックのプロトコルudpまたはtcpを選択できます