ユーザ権限

本サービスの運用管理担当者(マスターID)に対して、「コントロールパネル」の利用権限レベルを設定できます。

権限レベル及び役割

以下の権限レベルが定義されています。

本サービスを含むサービスグループの運用管理担当者は、権限レベル「一般+権限レベルの設定」が固定的に付与されます。また、ほかの運用管理担当者に「権限レベルの設定」を付与できません。

権限レベル 役割
一般+権限レベルの設定 「コントロールパネル」の機能をすべて使用できます。更に、ほかの運用管理担当者の権限レベルを変更できます
一般 「コントロールパネル」の機能をすべて使用できます。ただし、権限レベルを設定できません
参照 「コントロールパネル」の機能のうち、参照機能及び一部の運用管理コマンドを使用できます
権限レベルの初期状態

本サービスを担当する運用管理担当者ごとに、以下の権限レベルが初期設定されます。

なお、サービスグループを担当する運用管理担当者が本サービスを担当していない場合は、権限レベルを変更できません。

運用管理担当者の担当サービス 権限レベル
本サービス及びサービスグループ 一般+権限レベルの設定
本サービスのみ 一般
権限レベルの変更及び反映

各運用管理担当者の権限レベルは、「権限レベルの設定」を持つ運用管理担当者のみが変更できます。

「コントロールパネル」に運用管理担当者がログインすると、設定されている権限レベルに基づいて使用できる機能が決定され、その権限はログアウトするまで有効です。

  • 権限レベル「一般」を持つ運用管理担当者がログイン中に、「権限レベルの設定」を持つ運用管理担当者によって権限レベル「参照」に変更されたとしても、ログアウトするまでは権限レベル「一般」を保ちます。
  • 権限レベル「一般」または「参照」を持つ運用管理担当者の管理担当サービスにサービスグループが追加されると、その運用管理担当者の権限レベルは「一般+権限レベルの設定」に変更されます(担当サービスの割り当ては、「IIJサービスオンライン」の操作または契約手続きによって行われます)。
コントロールパネルのメニューと権限レベルの対応

運用管理担当者が持つ権限レベルにより、「コントロールパネル」に表示されるメニューが変化し、特定の操作が許可または制限されます。

メニュー 操作 一般 参照のみ
ステータスの参照 ―(すべての操作)
複数台のステータス参照
サービスアダプタの再起動 ×
ファームウェアの更新 ×
運用・管理コマンドの実行
  • ping/ping6
  • traceroute/traceroute6
  • measure
  • wol
  • clear
  • reset
  • tcpdump
×
タスクの管理 参照
日時の変更、または取り消し ×
サービスアダプタのイベント一覧
コマンドラインからコンフィグを作成 ×
コンフィグの反映 ×
コマンドラインテンプレートの作成 ×
スナップショットの管理 ×
サービスアダプタのグループ管理 参照
変更 ×
監視通知 ×
メモ欄の編集 ×
エントリとスタンバイの交換 ×
サービスコード一覧 参照
SEIL/x86仮想マシン ワンタイムURLの発行 ×
ユーザ権限の管理 ユーザ一覧の参照
変更 × ×
IIJ SMF sxサービスからの移行 ×

〇:使用可

×:使用不可(「コントロールパネル」に表示されません)