エントリとスタンバイの交換

「エントリ」に関連付けられたサービスアダプタと「スタンバイ」に関連付けられたサービスアダプタを交換することができます。

稼働中のサービスアダプタ(エントリ)が故障したとき、保守用に確保されたサービスアダプタ(スタンバイ)と交換し、コンフィグ等の情報を引き継ぐことができます。

引き継がれる情報
  • コンフィグ
  • ファームウェアバージョン
  • 所属するテンプレートおよび設定された変数
  • 所属するグループ
  • 所属する監視グループ
  • メモ欄
  • 予約されたタスク
  • イベント及びタスク実行履歴
  • サービスコード
  • オプション契約
引き継がれない情報
  • グラフ
交換に関する制限
  • エントリの機種とスタンバイの機種は同一である必要があります
  • サービスアダプタの提供形態(レンタルまたは販売代理店からの購入)が異なる組み合わせの交換はできません
  • 利用開始日を迎えていないサービスアダプタは交換できません。エントリとスタンバイの両方が利用開始日を迎えている必要があります
交換の影響

交換を実行すると、対象のサービスアダプタは「切断」状態になり、代替となったサービスアダプタが「接続」状態となるまでオペレーションを実行できません。

  • この操作はサービスアダプタの動作へは一切作用しないため、交換操作によって実動作を停止させることはできません。
特殊なケース

同一の契約者がIIJマルチプロダクトコントローラサービスを複数契約している、かつ、同一の運用管理担当者が両方のサービスを担当している場合、一方のエントリのサービスアダプタの交換のために他方のスタンバイのサービスアダプタを使用することができます。このため、「サービスコード一覧」に表示されないサービスアダプタが、交換用のスタンバイの選択肢に表示される場合があります。

この交換によって、それぞれのサービス構成内の契約品目の数量が変化することはありません。

交換したサービスアダプタが保持するキャッシュ情報について

エントリ/スタンバイ交換のテストを実施する場合など、故障による返却(代品交換)を前提としないエントリ/スタンバイ交換を実施した場合は、エントリからスタンバイに変更されたサービスアダプタの初期化を実施してください。

サービスアダプタの稼働コンフィグは電源OFFによって消失し本体内には保存されませんが、サービスホストとの接続情報キャッシュが本体内に保存されます。このキャッシュは、エントリ/スタンバイ交換が行われると無効になります。無効なキャッシュを保持したままのスタンバイのサービスアダプタは、直前の交換と異なる組み合わせのエントリ/スタンバイ交換が行われると、保持するキャッシュを使用してのサービスホストとの通信が失敗し、コンフィグ取得に通常より多くの時間を要します。これを避けるためには、サービスアダプタの初期化スイッチを使用して初期化する必要があります。

故障に伴うエントリ/スタンバイ交換の実施後、交換によってスタンバイとなったサービスアダプタを返却する場合には初期化操作は必要ありません。

操作手順

「エントリ/スタンバイの交換」メニューを開くと次の画面が表示されます。

引き継がれる情報
  • コンフィグ
  • ファームウェアバージョン
  • 所属するテンプレートおよび設定された変数
  • 所属するグループ
  • 所属する監視グループ
  • メモ欄
  • 予約されたタスク
  • イベント及びタスク実行履歴
  • サービスコード
  • オプション契約
引き継がれない情報
  • グラフ

交換にあたっては次の作業が必要です(順不同)。

  • コントロールパネルで「エントリとスタンバイの交換」を実行する
  • 交換用のサービスアダプタを現地に届け、繋ぎ変える
コントロールパネルでの作業

故障した「エントリ」の管理情報を、交換用の「スタンバイ」に引き継ぐ手順を説明します。

「エントリ」側の「選択」をクリックすると「エントリ機の選択」が表示されます。

交換対象のサービスアダプタの「選択」をクリックすると「エントリとスタンバイの交換」画面に戻り、エントリ側が選択された状態になります。

続いて「スタンバイ」側の「選択」をクリックすると「スタンバイ機の選択」が表示されます。

  • エントリと同じ機種のみ表示されます

交換に使用するサービスアダプタの「選択」をクリックすると「エントリとスタンバイの交換」画面に戻り、スタンバイ側も選択された状態になります。

2つのサービスアダプタが選択された状態で「確認」クリックすると、確認画面が表示されます。

表示内容を確認し、「確定」をクリックすると交換が完了します。

現地での交換作業

故障したサービスアダプタ(エントリ)を設置環境から取り外し、交換用のサービスアダプタ(スタンバイ)と交換します。

「サービスアダプタ セットアップガイド」に従って配線し電源を投入すると、コンフィグの自動取得を開始します。

先にコントロールパネル上での交換作業が完了済みの場合は、引き継いだ設定情報を直ちに取得します。

先に現地での交換作業が完了済みの場合は、コントロールパネル上での交換作業が完了するまで、コンフィグの自動取得を繰り返します。

交換を実行すると、対象のサービスアダプタは「切断」状態になり、代替となったサービスアダプタが「接続」状態となるまでオペレーションを実行できません。

  • この操作はサービスアダプタの動作へは一切作用しないため、交換操作によって実動作を停止させることはできません。
交換したサービスアダプタが保持するキャッシュ情報について

エントリ/スタンバイ交換のテストを実施する場合など、故障による返却(代品交換)を前提としないエントリ/スタンバイ交換を実施した場合は、エントリからスタンバイに変更されたサービスアダプタの初期化を実施してください。

サービスアダプタの稼働コンフィグは電源OFFによって消失し本体内には保存されませんが、サービスホストとの接続情報キャッシュが本体内に保存されます。このキャッシュは、エントリ/スタンバイ交換が行われると無効になります。無効なキャッシュを保持したままのスタンバイのサービスアダプタは、直前の交換と異なる組み合わせのエントリ/スタンバイ交換が行われると、保持するキャッシュを使用してのサービスホストとの通信が失敗し、コンフィグ取得に通常より多くの時間を要します。これを避けるためには、サービスアダプタの初期化スイッチを使用して初期化する必要があります。

故障に伴うエントリ/スタンバイ交換の実施後、交換によってスタンバイとなったサービスアダプタを返却する場合には初期化操作は必要ありません。