構成管理
構成管理データベースでシステム構成情報を一元的に管理します。
お客様ITシステムの対象ノード・ESXi・クラウドからインベントリ情報を自動収集し、情報収集の手間を削減、情報を最新化します。
ライセンス、保守情報を登録することで、対応期限のリマインド通知による期限管理をアシストします。
構成管理データベースへ保存された情報は、Webインターフェースで参照、登録、更新ができます。また、CSV及びExcelファイルによる構成情報のアップロード、ダウンロードも可能です。
項目 | 仕様 | ||
---|---|---|---|
契約単位 | 1 | ||
最小契約数 | 0 | ||
最大契約数 | 1 | ||
最小ノード数 | 1 | ||
利用可能なオプション | - | ||
契約条件 | IIJ統合運用管理サービス 基本契約が必要です | ||
解約条件 | 本サービスのみの解約が可能です | ||
提供機能 | 構成情報管理 |
| |
インベントリ収集※2 |
| ||
保守・ライセンス・サーバ証明書期限管理 |
| ||
権限管理 |
| ||
インベントリ収集動作検証済み対象※3※4 |
|
| |
ネットワーク機器 | 対象OS | モデル:OSバージョン | |
IOS |
| ||
IOS XE |
| ||
NX-OS | Nexus9500v:9.3(6) | ||
JUNOS |
| ||
FortiOS(Fortigate) |
| ||
PAN-OS | PA-820:9.1.12 | ||
AOS(AP) | 303H:8.6.0.16 | ||
AOS(Switch) |
| ||
AOS-CX | 6200F:ML.10.07.0030 | ||
ACOS | vThunder:5.2.0 | ||
TMOS(BIG-IP) | BIG-IP 1600:12.1.2 |
※1:各構成情報の標準管理項目については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「標準CI一覧」をご覧ください。
※2:自動収集できる構成情報は、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「標準CI一覧」の各表に記載されている「インベントリ収集対象」をご覧ください。
※3:Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、CentOSは、リリース、バージョンアップ後、半年を目処に動作検証を実施し、動作検証済みの対象は、本ページに記載します。
※4:OS、OSバージョン、及びモデルによって収集できる項目が異なる場合があります。
補足事項
- ノード台数を課金対象として計算します。
例)物理サーバ10台、仮想サーバ30VMの場合、40台
構成情報管理
- アップロード用のExcelフォーマットは各メニューからダウンロードできます。
- 一覧に登録した構成情報は、別の構成要素と紐づけて管理できます。
例)ノード情報の管理項目に保守情報、ソフトウェア情報を紐づける
インベントリ収集
- インベントリ収集対象への接続方法は以下のとおりです。
インベントリ収集対象 | 説明 | |
---|---|---|
Windows |
| |
Linux |
| |
ESXi |
| |
ネットワーク機器 | IOS |
|
IOS XE | ||
NX-OS | ||
AOS(AP) | ||
AOS(Switch) | ||
AOS-CX | ||
JUNOS |
| |
FortiOS(Fortigate) |
| |
ACOS | ||
TMOS(BIG-IP) | ||
PAN-OS |
|
- JUNOSでChassis Clusterによる冗長構成を組んでいる場合、冗長構成台数分のNWインタフェース情報が収集されます。
権限管理
- 初期設定は、全てのユーザを「特権ユーザ」に割り当てています。権限とロールについては、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「権限管理」をご覧ください。
同意事項
インベントリ収集
- インベントリ収集対象が多い場合、収集に時間が掛かる場合があります。
- ディスカバリー(探索)ではなく、事前に登録した収集対象機器のログイン情報をもとに収集します。
- 収集対象機器とのネットワーク接続が確立している必要があります。
- AWS、Azureはインターネット経由で収集します。
- ノード、ソフトウェア、ESXiはインターネットからのアクセスを許可するか、プライベート接続が必要です。
制限事項
構成情報管理
- カテゴリ及び管理項目は追加できません。
インベントリ収集
- インベントリ収集機能を利用する場合、弊社設備とインベントリ収集対象ノードまでの通信経路を確保してください。通信経路が確保されていない場合、インベントリ収集機能が提供できません。通信経路を確保するための情報については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「ノード設定」をご覧ください。
- インベントリ収集対象へ接続する際のポート番号は変更できません。
- インベントリ収集、サービス設定から連携したデータは更新できません。
- インベントリ収集対象機器は選択できますが、取得するCIを変更することはできません。
- 鍵認証の秘密鍵は、RSA形式及びOPENSSH形式が利用できます。
- 以下のインベントリ収集では、ホスト名にパスワードと同一の文字列を使用している場合、ホスト名はマスクして表示されます。
- インベントリ収集対象のOSがAOS(AP)、AOS(Switch)、TMOS(BIG-IP)の場合
- PAN-OSを接続方式「PAN-OS:API(Webログイン)」でインベントリ収集した場合