構成管理

構成管理データベースでシステム構成情報を一元的に管理します。
お客様ITシステムの対象ノード・ESXi・クラウドからインベントリ情報を自動収集し、情報収集の手間を削減、情報を最新化します。
ライセンス、保守情報を登録することで、対応期限のリマインド通知による期限管理をアシストします。
構成管理データベースへ保存された情報は、Webインターフェースで参照、登録、更新ができます。また、CSV及びExcelファイルによる構成情報のアップロード、ダウンロードも可能です。

項目仕様

契約単位

1
最小契約数0
最大契約数1
最小ノード数1

利用可能なオプション

契約条件

IIJ統合運用管理サービス 基本契約が必要です

解約条件

本サービスのみの解約が可能です
提供機能


構成情報管理
  • 構成情報の管理対象としてIIJナレッジをもとにしたカテゴリと標準管理項目※1を提供します
  • 構成情報は、ノード情報、ソフトウェアなどのカテゴリに分解して登録し、統一した管理項目で管理します
  • 監視サービス、運用サービスの設定情報も、構成情報に自動連係されます
  • カテゴリ及び管理項目ごとに画面への表示、非表示が設定できます

  • カテゴリ及び管理項目の名称変更ができます

  • ユーザが任意に使用できるユーザ管理項目を使用できます
  • 管理項目の設定をリセットし、管理項目を初期状態で再利用できます
  • 各カテゴリの管理項目数は、70個です

  • ユーザが任意に使用できるカテゴリを5つ使用できます

  • 構成情報及び設定情報は、Excel及びCSVファイルのアップロード、ダウンロードによる登録、変更が可能です

インベントリ収集※2
  • 定期的にサーバ、ネットワーク機器、ソフトウェア、パブリッククラウド情報を自動収集し、構成情報を最新化します。任意のタイミングでも収集可能です
  • 定期収集は日次、週次(曜日指定)、月次から指定できます
  • 収集結果は、90日以内に実施したインベントリ収集の収集結果が最大90件保存されます。90件を超えた場合は、収集日時が古いものから削除されます
  • ユーザが削除対象外とする収集結果を5つ選択できます
  • 収集結果の反映は、自動反映または手動反映のいずれかです
  • 収集結果を自動反映するソフトウェアをノードごとに指定できます
  • 収集結果を自動反映するソフトウェアのソフトウェア名称を、ソフトウェア反映ルールに登録します。ソフトウェア名称の登録には、正規表現を使用できます
  • ノード情報、ハードウェア、ソフトウェア、及びNWインタフェースの収集結果から自動反映する管理項目を選択できます
  • 現在の構成情報と差分がある収集結果を手動反映できます

保守・ライセンス・サーバ証明書期限管理

  • 保守情報を登録し、期限管理ができます
  • 期限が近付いている保守情報の期限通知を送付できます。通知先の情報は、「UOMポータル」の「サービス設定」で「障害・通知連絡先設定」に登録が必要です
  • 期限通知は、「有効期限(終了)」に設定した日の1日から999日前までの間で通知日を指定できます
  • 期限通知を設定すると、次のタイミングで通知が送信されます
    • 指定した通知日
    • 「有効期限(終了)」に設定した日当日
    • 「有効期限(終了)」に設定した日の1週間後
  • 通知方法は、メール、メール及びSNSのいずれかです 
権限管理
  • ログインアカウントや構成情報に管理グループを設定し、データ参照範囲をアカウントごとに制御します
  • ITSM契約時は、ITSM利用権限及び参照できるチケットをアカウントごとに制御します
インベントリ収集動作検証済み対象※3※4
  • Windows
  • Linux
  • ESXi
  • Windows Server 2012/2016/2019/2022
  • Red Hat Enterprise Linux 7/8
  • CentOS 7/8
  • Ubuntu 18.04/20.04
  • ESXi 6.0/6.5/7.0
ネットワーク機器



対象OS

モデル:OSバージョン

IOS
  • Cisco891FJ:15.3(3)M5、15.5(3)M10、15.6(3)M9、15.7(3)M9、15.8(3)M9、15.9(3)M9
  • Cisco892:15.2(4)M6a
IOS XE
  • Cisco1100シリーズ:16.12.08、17.03.08a、17.06.03a、17.06.6a、17.06.07、17.09.05a、17.12.03a、17.14.01a
  • Catalyst8200シリーズ:17.06.05a、17.06.06a、17.06.07、17.09.05a、17.12.03a、17.14.01a
  • Catalyst9200シリーズ:16.09.08、16.12.08、17.03.08a、17.06.03、17.06.07、17.09.05、17.12.03
  • Catalyst9300シリーズ:16.12.08、17.03.04、17.03.08a、17.06.05、17.09.04a
  • Catalyst9500シリーズ:16.09.08、16.12.08、17.03.08a、17.06.01、17.06.05、17.09.04a
NX-OS

Nexus9500v:9.3(6)

JUNOS
  • EX4200:12.3R12-S12
  • SRX340:19.4R2.6
FortiOS(Fortigate)
  • FortiGate-100F:6.4.9、7.0.7
  • FortiGate-60F:6.4.3、6.4.4、6.4.6、6.4.7、6.4.8、6.4.9、6.4.10、6.4.11、6.4.12、6.4.13、6.4.14、7.0.12、7.0.13、7.2.6、7.4.2
PAN-OS

PA-820:9.1.12

AOS(AP)

303H:8.6.0.16

AOS(Switch)
  • 2530:YA.16.11.0002
  • 3810M:KB.16.11.0008
AOS-CX

6200F:ML.10.07.0030

ACOS

vThunder:5.2.0

TMOS(BIG-IP)

BIG-IP 1600:12.1.2

※1:各構成情報の標準管理項目については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「標準CI一覧」をご覧ください。
※2:自動収集できる構成情報は、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「標準CI一覧」の各表に記載されている「インベントリ収集対象」をご覧ください。
※3:Windows Server、Red Hat Enterprise Linux、CentOSは、リリース、バージョンアップ後、半年を目処に動作検証を実施し、動作検証済みの対象は、本ページに記載します。
※4:OS、OSバージョン、及びモデルによって収集できる項目が異なる場合があります。

補足事項
  • ノード台数を課金対象として計算します。

例)物理サーバ10台、仮想サーバ30VMの場合、40台

構成情報管理
  • アップロード用のExcelフォーマットは各メニューからダウンロードできます。
  • 一覧に登録した構成情報は、別の構成要素と紐づけて管理できます。

例)ノード情報の管理項目に保守情報、ソフトウェア情報を紐づける

インベントリ収集
  • インベントリ収集対象への接続方法は以下のとおりです。
インベントリ収集対象説明
Windows
  • 収集対象に対して、Windows Remote Management(5985番ポート)、またはPowerShell over SSH(22番ポート)で接続します
    • Windows Remote Management(5985番ポート)の場合、アカウントとパスワードで接続できます
    • PowerShell over SSH(22番ポート)の場合、アカウントとパスワード、または鍵で接続できます
Linux
  • 収集対象に対して、SSH(22番ポート)で接続します
  • アカウントとパスワード、または鍵で接続できます
ESXi
  • 収集対象に対して、https(443番ポート)で接続します
  • VMware Host Clientのアカウントとパスワードで接続できます
ネットワーク機器








IOS
  • 収集対象に対して、SSH(22番ポート)で接続します
  • アカウントとパスワード、またはkeyboard-interactive認証で接続できます


IOS XE
NX-OS
AOS(AP)
AOS(Switch)
AOS-CX
JUNOS
  • 収集対象に対して、NETCONF SSH(830番ポート)で接続します
  • アカウントとパスワード、またはkeyboard-interactive認証で接続できます
FortiOS(Fortigate)
  • 収集対象に対して、https(443番ポート)で接続します
  • WebUIのアカウントとパスワードで接続できます



ACOS
TMOS(BIG-IP)
PAN-OS
  • 収集対象に対して、https(443番ポート)で接続します
    • 接続方式が「PAN-OS:API(Webログイン)」の場合、WebUIのアカウントとパスワードで接続できます
    • 接続方式が「PAN-OS:API Key」の場合、アカウントとAPI Keyで接続できます
  • JUNOSでChassis Clusterによる冗長構成を組んでいる場合、冗長構成台数分のNWインタフェース情報が収集されます。
権限管理
同意事項
インベントリ収集
  • インベントリ収集対象が多い場合、収集に時間が掛かる場合があります。
  • ディスカバリー(探索)ではなく、事前に登録した収集対象機器のログイン情報をもとに収集します。
  • 収集対象機器とのネットワーク接続が確立している必要があります。
    • AWS、Azureはインターネット経由で収集します。
    • ノード、ソフトウェア、ESXiはインターネットからのアクセスを許可するか、プライベート接続が必要です。
制限事項
構成情報管理
  • カテゴリ及び管理項目は追加できません。
インベントリ収集
  • インベントリ収集機能を利用する場合、弊社設備とインベントリ収集対象ノードまでの通信経路を確保してください。通信経路が確保されていない場合、インベントリ収集機能が提供できません。通信経路を確保するための情報については、「IIJサービスオンライン」の「マニュアル・ダウンロード」に掲載されている『IIJ統合運用管理サービス マニュアル 構成管理操作編』の「ノード設定」をご覧ください。
  • インベントリ収集対象へ接続する際のポート番号は変更できません。
  • インベントリ収集、サービス設定から連携したデータは更新できません。
  • インベントリ収集対象機器は選択できますが、取得するCIを変更することはできません。
  • 鍵認証の秘密鍵は、RSA形式及びOPENSSH形式が利用できます。
  • 以下のインベントリ収集では、ホスト名にパスワードと同一の文字列を使用している場合、ホスト名はマスクして表示されます。
    • インベントリ収集対象のOSがAOS(AP)、AOS(Switch)、TMOS(BIG-IP)の場合
    • PAN-OSを接続方式「PAN-OS:API(Webログイン)」でインベントリ収集した場合