3.1.6 手動マウントの確認

CentOS/Red Hat Enterprise Linux 6で、NFSボリュームを手動でマウントする方法を説明します。

記述書式は、「mount <NFSサーバIPアドレス>:<エクスポートパス> <マウントポイント>」です。

今回の例では、<NFSサーバIPアドレス>を「10.88.134.57」、及び<エクスポートパス>を「/esb12345678P」とします。

<マウントポイント>は、「3.1.3 マウントポイントの作成」で入力したものと、同じものが入ります。

# mount 10.88.134.57:/esb12345678P /nfsdata
【参考】

この状態で、「/nfsdata」のパーミッションをご利用要件に合わせて設定してください。パーミッションの設定は、最初にマウントする場合のみ必要です。

正しくマウントされたことを確認します。

# mount
/dev/sda1 on / type ext3 (rw)
proc on /proc type proc (rw)
sysfs on /sys type sysfs (rw)
devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
none on /tmp type tmpfs (rw)
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
10.88.134.57:/esb12345678P on /nfsdate type nfs (rw,addr=10.88.134.57)
【参考】

ローカルコピーボリューム、及びリモートコピーボリュームは、rwオプションでマウントできますが、データの書き込みはできません。

自動マウントの設定のために、手動でマウントしたNFSボリュームを一度、アンマウントします。

記述書式は、「umount <マウントポイント>」です。

# umount /nfsdata