3.1.8 スタティックルートの自動設定
CentOS/Red Hat Enterprise Linux 6で、NFSクライアントの起動時に、自動的にスタティックルートの設定が反映されるように設定する方法を説明します。
「/etc/sysconfig/network-scripts」ディレクトリ配下に、インタフェース名に対応した設定ファイル名で、ファイルを新規作成します。
今回の例では、設定ファイル名を「route-eth0」とします。
新規作成した「route-eth0」のファイルに、スタティックルートを設定します。「route-eth0」のファイルが既に存在する場合は、設定を追記します。
ファイルの記述書式は、「<NFSサーバIPアドレス> via <ゲートウェイIPアドレス>」です。
<NFSサーバIPアドレス>、及び<ゲートウェイIPアドレス>は、「3.1.2 スタティックルートの手動設定」で入力したものと、それぞれ同じものが入ります。
10.88.134.57 via 10.88.128.225