4.2.1 NFSサーバへの入力コマンド

NFSクライアント上のsshコマンド(/usr/bin/ssh)を利用してNFSサーバでコマンドを入力すると、スナップショット機能を制御できます。

コマンドを入力する際は、以下のユーザ名、及びパスワードを指定します。

  • ユーザ名:「nfsuser」
  • パスワード:「Password1」
【参考】

パスワードは、変更できます。詳しくは、「4.2.5 パスワードの変更」をご覧ください。

sshコマンドを利用してコマンドを入力する際の記述書式は、ssh nfsuser@<NFSサーバIPアドレス> 「コマンドライン」です。「Password:」プロンプトに続けて、パスワードを入力します。

本マニュアルの説明では、以降、<NFSサーバIPアドレス>の例として、「10.88.134.57」を使用します。

$ ssh nfsuser@10.88.134.57 「コマンドライン」
Password:Password1 ─ パスワードは、表示されません。
NFSサーバへの入力コマンド一覧
スナップショットの状態確認
自動スナップショットの設定確認volume snapshot policy show -policy <ポリシー名>
スナップショットの一覧表示volume snapshot show -volume <ボリューム名>
スナップショットの使用量確認df -h
スナップショットの設定変更
自動スナップショットの世代数設定変更

volume snapshot policy modify-schedule -policy <ポリシー名> -schedule daily -newcount <世代数>

volume snapshot policy modify-schedule -policy <ポリシー名> -schedule hourly -newcount <世代数>

手動スナップショットの作成、及び削除
手動スナップショットの作成volume snapshot create -volume <ボリューム名> -snapshot <スナップショット名>
手動スナップショットの削除volume snapshot delete -volume <ボリューム名> -snapshot <スナップショット名>
パスワードの変更
nfsuserのパスワードの変更security login password -username nfsuser