1.データ移行機能概要

ストレージリソースにおけるデータ移行機能では、異なるサイトで提供されるストレージリソースへのデータコピー、及びIIJ GIO コンポーネントサービス ストレージアドオン(以下、ストレージアドオン)からのデータコピーの機能を提供します。データ移行機能を利用することにより、ストレージリソースの異なるサイトへの移行、及びストレージアドオンからストレージリソースへの移行を行うことができます。

なお、データ移行機能で提供するデータコピーはストレージ装置の機能で提供されるため、サービスとして完全性が保証されます。

データ移行機能では、移行元のNFSボリュームのデータを移行先のNFSボリュームへ、または移行元のCIFSボリュームのデータを移行先のCIFSボリュームへコピーします。

【参考】

  • NFSボリュームからCIFSボリューム、またはCIFSボリュームからNFSボリュームへの移行はできません。
  • 移行元がストレージアドオンの場合の移行先は、[S14]で提供されるストレージリソースとなります。

データ移行機能をご利用になる際は、移行先のストレージリソースの品目をお申し込みいただいた後、ストレージリソースのコントロールパネル(以下、コントロールパネル)の「移行申込」画面でお申し込みください。「移行申込」をお申し込みいただくと、データ移行のための初期設定を弊社にて実施します。初期設定が完了すると、「切替」画面でデータ移行機能をご利用いただけます。

【参考】

  • データコピーは、初期設定の際にフルコピーが実施された後、日次の差分コピーが実施されます。
  • データコピーの実施中は、移行先のボリュームはリードオンリーとなり、書き込み不可となります。