2.CIFSストレージ
Q. CIFSストレージ CIFSボリュームの空き容量を確認したい。
CIFSストレージ CIFSボリュームをネットワークドライブに割り当てると、CIFSストレージ CIFSボリュームの全容量、及び使用容量が確認できます。
CIFSストレージ CIFSボリュームの全容量、及び使用容量を確認するには、エクスプローラーでネットワークドライブを右クリックして、「プロパティ」をクリックします。
【参考】
ネットワークドライブの割り当てについて詳しくは、「E:CIFSストレージのご利用方法 > 3.CIFSクライアントからCIFSサーバを利用する方法 > 3.3 ネットワークドライブの割り当て」をご覧ください。
Q. 共有フォルダにはアクセスできるが、共有フォルダ内のフォルダ、またはファイルにアクセスできない。
フォルダ、またはファイルに対してアクセス権がない可能性があります。アクセス権をご確認ください。
Q. スナップショット機能を利用する際の注意点はありますか。
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 ストレージリソースのCIFSストレージでは、スナップショットを作成すると、CIFSボリュームのご契約容量内にその時点のデータが保持されます。
- スナップショットが作成された後に削除したファイル、及びフォルダは、復元のためにスナップショットデータとしてCIFSボリューム内に保持されるため、ファイルを削除しても空き容量は回復しません。スナップショットを削除するとスナップショットデータ分の空き容量が回復します。
- 自動スナップショットは設定した世代数に達すると削除されます。手動スナップショットはIIJ GIOインフラストラクチャーP2 ストレージリソースのコントロールパネルで作成、及び削除することができます。
【参考】
- 自動スナップショットの世代数の設定変更について詳しくは、「C:CIFSストレージのお申し込み方法 > 3.設定変更 > 3.3 その他」の「スナップショット機能の制御」の「スナップショットの設定変更」をご覧ください。
- 手動スナップショットの作成、及び削除について詳しくは、「C:CIFSストレージのお申し込み方法 > 3.設定変更 > 3.3 その他」の「スナップショット機能の制御」の「手動スナップショットの作成」、及び「スナップショットの削除」をご覧ください。
Q. ファイル、及びフォルダを削除したにもかかわらず、空き容量が回復しない。
スナップショットが作成された後に削除したファイル、及びフォルダは、復元のためにスナップショットデータとしてCIFSボリューム内に保持されます。そのため、スナップショットが削除されるまで空き容量は回復しません。
【参考】
空き容量がご契約容量の2%以下になると、空き容量を確保するためにスナップショットを削除する処理が起動します。
スナップショットを削除する処理では、作成日時が古いスナップショットから順番に削除され、自動スナップショットと手動スナップショットの両方が存在する場合は、自動スナップショットが先に削除されます。すべての自動スナップショットが削除された後に、手動スナップショットを削除する処理が開始され、空き容量が20%になるか、すべての自動スナップショットと手動スナップショットが削除されると、空き容量を確保するための処理は終了します。なお、ローカルコピー機能、及びリモートコピー機能のために作成されたスナップショットは、削除されません。
Q. CIFSストレージ CIFSボリューム PL、CIFSボリューム PR、及びCIFSボリューム PLRを契約している場合で、プライマリボリューム内のファイルを削除しても、空き容量が回復しない。
複製対象のデータを確定するために、コピー機能の開始時にスナップショットを作成します。そのためファイルを削除してもスナップショットが削除されるまで空き容量が回復しません。
Q. CIFSストレージ CIFSボリューム PL、CIFSボリューム PR、及びCIFSボリューム PLRを契約している場合は、どのタイミングでスナップショットが作成、及び削除されますか。
- CIFSボリューム PL、またはCIFSボリューム PLRでは、ローカルコピー機能の動作のために、プライマリボリュームにスナップショットを作成し、ローカルコピーボリュームにデータを複製します。スナップショットは、次回の複製が完了した後に削除されます。
- CIFSボリューム PR、またはCIFSボリューム PLRでは、リモートコピー機能の動作のために、プライマリボリュームにスナップショットを作成し、リモートコピーボリュームにデータを複製します。スナップショットは、次回の複製が完了した後に削除されます。
- ローカルコピー、及びリモートコピーは、それぞれ独立して機能し、個別のスケジュールで実行されます。
- CIFSボリューム PL、またはCIFSボリューム PRの場合は、プライマリボリューム内に、コピー機能のためのスナップショットが常に1世代、一時的に2世代作成されます。
- CIFSボリューム PLRの場合は、プライマリボリューム内に、コピー機能のためのスナップショットが常に2世代、一時的に3世代または4世代作成されます。
Q. CIFSストレージ CIFSボリューム PL、CIFSボリューム PR、及びCIFSボリューム PLRを契約している場合で、ファイルを削除した後、1日以上待っても、空き容量が回復しない。
ローカルコピー機能、及びリモートコピー機能が動作する際は、スナップショットを作成するための空き容量が必要です。コピー機能が開始する際に新規スナップショットを作成するための空き容量がない場合は、コピー機能が動作せず古いスナップショットが残り続けます。
この場合は、以下のいずれかの対応により空き容量を回復することができます。
- ボリュームの容量を拡張しスナップショット作成のための空き容量を確保すると、前回の複製を開始した際に作成された古いスナップショットが、次回の複製が完了した後に削除され、空き容量が回復します。
- 品目をCIFSボリューム Pへ変更すると、コピー機能のために作成されたスナップショットが削除され、空き容量が回復します。
【参考】
ボリュームの容量を拡張する方法、及び品目のCIFSボリューム Pへの変更方法について詳しくは、「C:CIFSストレージのお申し込み方法 > 2.ご契約内容の変更 > 2.2 CIFSストレージ CIFSボリューム」をご覧ください。
Q. クォータを設定したい。
IIJ GIOインフラストラクチャーP2 ストレージリソースでは、クォータを設定できません。
Q. 共有フォルダのデフラグ方法を知りたい。
IIJ GIOインフラストラクチャーP2 ストレージリソースのCIFSボリュームでは、デフラグを実施することはできません。CIFSボリュームのファイルシステムはフラグメンテーションが発生しないため、デフラグは必要ありません。
Q. CIFSストレージ CIFSボリューム内に「.copy-offload」フォルダが作成された。
「.copy-offload」フォルダは削除できません。SMB3.0プロトコルでCIFSストレージ CIFSボリュームにアクセスすると、Windows Offloaded Data Transfer(ODX)が有効になり、「.copy-offload」フォルダが作成されます。
Q. 「Active Directory接続設定」を行った際にエラーが表示される。
エラーメッセージに対応する対処方法をご確認ください。
エラーメッセージ | 対処方法 |
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Active Directory認証に失敗しました。ユーザ名、またはパスワードをご確認ください。 | お客様のActive Directoryの管理者権限ユーザのユーザ名、またはパスワードが正しくない場合に表示されます。正しいユーザ名、及びパスワードを入力してください |
Active Directoryの接続設定に失敗しました。入力されたユーザアカウントの権限が不足しています。 | 入力したユーザ名にActive Directoryの管理者権限がない場合に表示されます。お客様のActive Directoryの管理者権限ユーザのユーザ名を入力してください |
Active Directoryサーバへの接続に失敗しました。Active Directoryの設定をご確認ください。 | Active Directoryの設定が正しくない場合に表示されます。お客様のActive Directoryサーバの設定をご確認ください |
Active Directoryの接続設定に失敗しました。もう一度お試しください。解決しない場合はIIJサポートセンターまでご連絡ください。 | 特定できない原因でActive Directoryの接続設定に失敗した場合に表示されます。再度、「Active Directory接続設定」を行ってください。解決しない場合は、IIJサポートセンターまでご連絡ください |