メニュー:ソフトウェアの展開

概要

『Secure Accessクライアント』のバージョンアップを管理するメニューです。以前に作成した「ソフトウェアの展開」の履歴が表示されます。「展開の作成」をクリックすると本機能で提供している使用可能(バージョンアップ可能)なソフトウェア一覧が表示され、新たなソフトウェア展開の指示を作成できます。Windows版の『Secure Accessクライアント』のみサポートする機能です。
「使用可能なソフトウェア」に表示される「Secure Access クライアント with Resilience」は本サービスのサポート対象外です。詳しくは「Windows:Secure Accessクライアントをインストールする」をご覧ください。

ソフトウェアの展開

使用可能なソフトウェア

展開の詳細

ソフトウェアの展開のベストプラクティス

展開指示は過去の履歴をコピーして再利用ができます。大量のデバイスを更新をする前に、少数のテストデバイスに展開を指示して更新が成功し、正常に動作することを確認します。問題ないことを確認した後に、その展開をコピーします。更に、新しい開始日時を設定し、展開対象のデバイスを指定します。『Secure Accessクライアント』が既にそのバージョンより新しいデバイスは展開対象に含まれないため、バージョンが戻ったり二重にアップデートが適用されることはありません。

ソフトウェアの展開の制限

「ソフトウェアの展開機能」が提供する機能は『Secure Accessクライアント』のバージョンアップのみで、バージョンダウンには対応していません。また、展開指示は『Mobilityサーバ』を介して『Secure Accessクライアント』に対して行うため、『Secure Accessクライアント』がインストールされていないデバイスに対する新規インストールにも対応していません。

本サービスでは特別な事由がない限り、最も新しいバージョンのみをサポート対象としています。「使用可能なソフトウェア」には古いバージョンの『Secure Accessクライアント』も表示されますが、これは本サービスが採用する製品が後方互換として携えているためです。本サービスでは基本的にリリース日の表示が最も新しい『Secure Accessクライアント』以外を指定した展開を実施してただくことはありません。

また、「ソフトウェアの展開機能」では『Mobilityサーバ』から展開指示を受けた『Secure Accessクライアント』が更新プログラムのダウンロード及びインストールを行います。この更新プロセスはSystemアカウント権限で実行されます。そのためユーザ認証が必要なプロキシサーバをご利用のお客様には本機能の利用に制限がかかります。詳しくは『IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA 仕様書』の「通信要件」及び「ソフトウェアの展開機能」をご覧ください。