3:認証方法を変更する

VPN接続時の認証方法を変更する手順を記載します。

認証方法を変更するためには事前に認証プロファイルを準備する必要があります。認証プロファイルの作成方法は「認証プロファイル設定」をご覧ください。
IIJ IDとの連携をお申込みいただいた場合は、「iid」から始まるIIJ IDのサービスコード名を冠したプロファイルが予め登録されております。

本手順では事前に用意した「SAML」という認証プロファイルを用いて、「Mobilie」グループに属するデバイスではSAML認証、それ以外のデバイスではNTLM認証を使用する例を解説します。
サービスデフォルトで設定されている「グローバル認証設定」はNTLM認証を使用する設定が施されています。

【注意】

未登録デバイスは、デバイスグループの自動振り分けが設定されている場合は振り分け予定のデバイスグループの認証方法、振り分け先がない場合はグローバルクライアント設定の認証方法で認証されます。

1.「構成」メニューから「クライアント設定」を選択します。

クライアント設定画面が表示されます。

2.左ペインで、クライアント設定の適用範囲を選択します。

選択した範囲に設定された情報が表示されます。ここでは「Mobile」を選択します。

【注意】

認証方法の変更は「グローバル」「デバイスグループ」「デバイス」の範囲に対して行えます。「ユーザーグループ」「ユーザー」の範囲に対して行うことはできません。

3.中央ペインで、「設定のプロファイル」を選択します。

「設定のプロファイル」の、設定上書き画面が描画されます。

4.右ペインで、使用する認証プロファイルを選択し、「適用」をクリックします。

SAML認証を使用するプロファイルを選択した場合は、警告メッセージがポップアップ表示されます。NTLM認証を使用するプロファイルを選択した場合には表示されません。

5.警告メッセージを確認し、「OK」をクリックします。

6.設定項目に濃色の歯車アイコンが表示されたことで、設定の上書きが反映されたことが確認できます。