監視対象サーバの切り替え方法

監視ターゲットのホスト名及びIPアドレスの追加または変更をする場合、トラフィックコントロールの設定ではLBドメインの応答結果を切り替えるために以下の対応を行う必要があります。

【注意】

  • RDATAの値を直接書き換える方法は推奨しておりません。
  • 直接書き換えを行う際、事前に切り替え先サイトの監視Status(Live/Ready)を確認できないため、切り替え先サイトがダウンしていた場合に、意図せずソーリーページなど別サイトへ切り替わるリスクがあります。
  • 同一サイト内のエンドポイントで切り替える方法もありますが、本ページではより安全なサイトの切り替え方法を案内しています。

【参考】

以下の手順の作業時に意図しない切り替わりが発生することを懸念される場合は、変更前に「切り替えの準備」の「2. エンドポイントを追加する」で「手動切り離し」及び「手動切り戻し」を「有効」にしてください。

適用ルールの切り替え手順

新規にサイトを追加し、適用ルールを切り替える方法は以下のとおりです。

1. 切り替えの準備をします。

切り替えの準備
1. 新サイトを追加する

サイト管理で切り替え先となるサイトを追加します

サイト管理 > サイト一覧

2. エンドポイントを追加する

新サイトでエンドポイントを追加し、監視先となる監視先ターゲット及びLBドメイン名が返すRDATAなどを設定します

サイト管理 > エンドポイントの設定

3. 監視設定を追加する

監視管理で監視種別と監視パラメータを追加し、エンドポイントの監視ターゲットに対する死活監視の方法を設定します

監視管理

4. 監視設定を紐付ける

新エンドポイントに監視設定を紐付け、監視設定を「有効」に変更します
その後、「Live Status」が「UP」になることを確認します

監視の操作」で監視ターゲットで指定したステータスを確認できます

サイト管理 > 監視の操作

5. エンドポイントを有効化する

新エンドポイントの「エンドポイント有効化」を「有効」に変更し、「Ready Status」が「UP」になることを確認します

エンドポイントが「UP」になることで有効と判断できます

サイト管理 > エンドポイントの設定

※手動切り戻しが「有効」の場合、「切り戻し」をクリックする必要があります

トラフィックコントロールのステータス

6. ルールを追加する

ルール管理で切り替え先となるルールを追加します

ルール管理 > ルール一覧

7. エントリーメソッドを追加する

ルール管理で問い合わせタイプごとのメソッドを追加します

ルール管理 > エントリーメソッド


active/active構成の場合

active/standby構成の場合

8. 終了メソッド「exit_site」を追加する

エントリーメソッドに終了メソッド「exit_site」を追加し、新サイトを選択します

複数のサイトに対して負荷分散を行うため、新サイト内に複数のエンドポイントを追加する必要があります

手順2から5を再度実施し、負荷分散先(active)のエンドポイントを作成及び有効化してください

ルール管理 > 終了メソッド

8. 条件メソッド「failover」を追加する

処理を分岐させるため、エントリーメソッドに条件メソッド「failover」を追加します

ルール管理 > 条件メソッド


9. 終了メソッド「exit_site」を追加する

切り替え先となるメソッドを追加するため、条件メソッド「failover」に「exit_site」を追加し、新サイトを選択します

新サイト(active側)への監視が失敗した際に、切り替え先の新サイト(standby側)を表示させるために以下の対応を行ってください

  1. 手順1から5を再度実施し、新サイト(standby側)のエンドポイントを作成及び有効化をします
  2. 条件メソッド「failover」に対して終了メソッド「exit_site」を追加し、作成したサイトを選択します
  3. 追加した「exit_site」は、本手順で追加した切り替え先用の「exit_site」よりも低い優先度に設定します
【参考】ルール管理で、「exit_site」及び「exit_sorry」を設定する例

負荷分散先及び切り替え先のWebページを表示させるには、「ルール管理」で以下のように設定してください。

トラフィックコントロールの設定例

active/active構成の場合

active/standby構成の場合

ソーリ-ページについて(active/active構成・active/standby構成)

必要に応じて条件メソッド「failover」に終了メソッド「exit_sorry」を追加することで、IIJが提供する「ソーリーページ」(該当ホストにアクセスできない旨を案内するWebページ)を表示できます。

「exit_sorry」の優先度は、他の終了メソッドよりも低く設定してください。

2. 切り替えを実施します。

切り替えの実施

1. 適用ルールを切り替える

「切り替えの準備」で追加した「ルールの詳細」の「≡」から「適用ルールの切り替え」を実行し、「切り替えの準備」で作成したルールを適用します

ルール管理 > 適用ルールの切り替え

2. RDATAの応答を確認する

LBドメイン名に紐づけているホスト名の名前解決を行うことで、RDATAの値を確認できます
(例:www.example.jp.  IN CNAME  lb.example.e.d-16.jp)

意図しない応答結果になった場合、「ルール管理」から旧ルールの「適用ルールの切り替え」を行うことで切り戻しができます

ルール管理 > 適用ルールの切り替え

3. 旧サイトを削除する

旧サイトの設定が必要ない場合は、削除してください

サイト管理 > 削除

4. 旧ルールを削除する

旧ルールの設定が必要ない場合は、削除してください

ルール管理 > メソッドの削除