アプリケーション健全性チェックのプロセス

概要

デバイスにインストールされているアプリケーションの健全性チェックは、以下いずれかのポリシーをアクティブ化すると実行されます。

  • 「インストール済アプリケーション」ポリシー
  • 「Application Resilience」ポリシー

「インストール済アプリケーション」ポリシー、及び「Application Resilience」ポリシーについて詳しくは、「ポリシー管理」をご覧ください。

健全性チェックの頻度

以下、健全性チェックが実行される頻度です。

ポリシー頻度
インストール済アプリケーション
  • 5分間隔で健全性チェックが実行されます
  • 前回から健全性チェックの結果が変更があった場合、15分間隔の定期通信によって結果がアップロードされます。前回と結果が同じ場合、結果はアップロードされません
  • 同じ健全性チェックが続く場合でも、最低でも週に1回は結果がアップロードされます
Application Resilience
  • 15分間隔で健全性チェックが実行されます
  • 前回から健全性チェックの結果が変更があった場合、15分間隔の定期通信によって結果がアップロードされます。前回と結果が同じ場合、結果はアップロードされません
  • 同じ健全性チェックが続く場合でも、最低でも6時間に1回は結果がアップロードされます
健全性チェックのプロセス

以下のプロセスでアプリケーションの健全性チェックが実行されます。ポリシーごとに健全性チェックの内容が異なります。

#インストール済アプリケーション

Application Resilience※2

1

検知したアプリケーションが信頼された(OSによって署名)アプリケーションであるか確認します

「Application Resilienceポリシー」でアクティブ化したアプリケーションの以下を確認します

  • 信頼された(OSによって署名)アプリケーションであるか
  • アプリケーションがインストールされているか
  • アプリケーションが指定したバージョンであるか
2-

「Application Resilienceポリシー」でアクティブ化したアプリケーションの以下を確認します

  • プロセス及びサービスなどから、アプリケーション自体が正常に稼働しているか
【注意】

  • アプリケーションごとに確認するプロセス及びサービスが異なります
  • 一部アプリケーションは健全性チェックのサポート対象外です。詳しくは、製品の「ヘルプページ」をご覧ください。

3-

アンチマルウェア製品またはフルディスク暗号化製品の場合、以下を確認します

  • アンチマルウェア製品デバイスを保護していること、及びその定義ファイルのバージョンが最新であること
  • フルディスク暗号化製品がデバイスを完全に暗号化していること
【注意】

本健全性チェックは、サポートするアンチマルウェア製品とフルディスク暗号化製品でのみ実行されます。サポート対象は以下、製品のヘルプページをご覧ください。