エージェント自己修復機能
概要
エージェント自己修復機能は、デバイスにインストールしたSecure Endpointエージェントが停止、無効化、または削除された場合に、自動で再起動、有効化、または再インストールする機能です。
エージェント自己修復機能は、デバイスのBIOSにあらかじめ組み込まれたコンポーネントによって実施されます。このため、ハードディスク上の全データ削除、OSの再インストールなどが実行された場合でも、Secure Endpointエージェントが自動で再インストールされます。
【注意】
- Secure Endpointエージェントの再インストールには、デバイスがサービス設備と通信できる必要があります。
- デバイスにサポートOS以外が再インストールされた場合は、エージェントの自己修復機能は動作しません。
サポート対象
本機能は、特定メーカ・モデルのWindowsデバイスでのみ利用できます。サポート対象のデバイスについては、「Absolute Persistence Compatibility Checker」をご覧ください。
ご利用中のデバイスがサポート対象の一覧にない場合は、弊社担当までお問い合わせください。
エージェント自己修復機能の有効化/無効化
有効化の方法 | デバイスにSecure Endpointエージェントをインストール及び再起動することで有効化されます |
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無効化の方法 |
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※ エージェント自己修復機能の有効化、無効化時の再起動はデバイスによって最大3回実施する必要があります。
※ BitLockerが有効なデバイスでエージェント自己修復機能を有効化、無効化した際に、BitLockerが一時停止する場合があります。デバイスを再起動することで、BitLockerの動作が再開します。
※1:モニタリングセンターと通信を行う定期コールです。Secure Endpointエージェントの15分間隔の定期コールとは別のコールです。
ステータス確認
デバイスで自己修復機能が有効化、無効化されているかなどステータスを確認するには、デバイスの「Firmware Persistenceステータス」を確認します。「Firmware Persistenceステータス」はレポートやデバイスの詳細画面から確認できます。
「Firmware Persistenceステータス」に表示される各ステータスの説明は以下のとおりです。
ステータス | 説明 |
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アクティブ | デバイスでエージェント自己修復機能が有効です |
無効化済み | デバイスでエージェント自己修復機能が無効です |
未対応 | サポート対象外のデバイスです |
保留中※ | デバイスでエージェント自己修復機能がデバイスで有効になっていません |
削除を保留中※ | デバイスでエージェント自己修復機能の無効化が予定されていますが、プロセスが完了していません |
不明 | デバイスのエージェント自己修復機能のステータスが検出できていません |
※ 一定時間経過してもステータスが変わらない場合は、デバイスがモニタリングセンターと通信できる状態であるか確認し、デバイスを何度か再起動してください。