プライベートセグメントを作成する

プライベートセグメントの作成方法、及びプライベートセグメントをサーバリソースに割り当てる方法を説明します。

プライベートセグメントの作成方法

プライベートセグメントの作成方法を説明します。

1.「プライベートセグメント」画面で、「+新規作成」をクリックします。

【参考】

「プライベートセグメント」画面の開き方については、「プライベートセグメント画面」をご覧ください。

「プライベートセグメント新規作成」画面が表示されます。

2.以下を入力し、「作成する」をクリックします。

項目説明
名前プライベートセグメントに任意の名前を指定します
ゲートウェイCIDR

プライベートセグメントのゲートウェイを、CIDR形式で入力します(例:192.0.2.1/24)

アドレス割り当て方式

プライベートセグメントに接続した仮想マシンに、IPアドレスをどのように割り当てるかを選択します

  • 自動割り当てを行わない:IPアドレスを自動的に割り当てません。お客様が、ゲストOS内でIPアドレスを設定してください
  • 自動割り当てを行う:IPアドレスを自動的に割り当てます。こちらを選択した場合は、割り当てるIPv4アドレスの範囲を入力欄に入力します(例:192.0.2.10-192.0.2.11)
【参考】

  • DHCP方式は、DHCPを利用してネットワークに接続されたノードにIPv4アドレスなどの初期設定を行う方式です
  • 固定IPプール方式は、フレキシブルサーバリソースでVMware toolsがインストールされた仮想マシンを利用する場合のみ利用できる方式です

DNS

DNSサーバを個別に指定する場合に、設定を変更します

  • サービスが提供するサーバを利用する:サービスセグメント上のDNSサーバを利用します(デフォルト設定)
  • アドレスを指定する:「プライマリ」と「セカンダリ」に、それぞれDNSサーバのIPv4アドレスを入力します
NTPサーバサービスが提供するNTPサーバを利用します
VPCルータとの接続

プライベートセグメントをVPCルータと接続するかどうかを選択します

  • VPCルータと接続する:VPCルータを介して他のセグメントと通信することができます。また、VPCルータが提供するDHCPを使った機能(アドレス割り当て、DNS、及びNTPの設定)が利用できます
  • VPCルータと接続しない:VPCルータを介して他のセグメントと通信できない独立したセグメントを作成できます。なお、VPCルータが提供するDHCPを使った機能は利用できません
【注意】

「OSライセンス:Red Hat Enterprise Linux」で提供されるRHELの仮想マシンを利用する場合は、DNSサーバはデフォルトの「サービスが提供するサーバを利用する」を選択してください。

「プライベートセグメント新規作成」画面が閉じ、「プライベートセグメント」画面に作成したプライベートセグメントが追加されます。

プライベートセグメントのサーバリソースへの割り当て方法

作成したプライベートセグメントにフレキシブルサーバリソースの仮想マシンを接続する場合は、プライベートセグメントをサーバリソースプールに割り当てる必要があります。

プライベートセグメントをサーバリソースに割り当てる方法を説明します。

1.「プライベートセグメント」画面で、「割り当て先サーバリソースプール」が「未割当」となっている行の「割り当て先設定」をクリックします。

「割り当て先サーバリソースプール設定」画面が表示されます。

2.割り当て先となるサーバリソースのサービスコードを選択し、「設定する」をクリックします。

「割り当て先サーバリソースプール設定」画面が閉じ、「プライベートセグメント」画面で選択したサーバリソースのサービスコードが表示されます。