Red Hat Enterprise LinuxのSOSレポートを取得する

Red Hat Enterprise Linuxのサポートを行うにあたり、弊社からRed Hat社へ問い合わせる際に、SOSレポートをお客様に取得していただく場合があります。

【参考】

sosreportコマンドは、Red Hat Enterprise Linuxシステムから設定と診断情報を取得するツールです。例えば、実行しているカーネルのバージョン、ロードしたモジュール、システム、及びサービスの設定ファイルを取得します

1.以下のコマンドを実行し、sosパッケージがインストールされていることを確認します。

表示された場合はsosパッケージがインストールされています。

$ rpm -q sos
sos-#.##-##.###.noarch

2.インストールされていない場合は、以下のコマンドを実行し、sosパッケージをインストールします。

# yum install sos

3.sosreportコマンドを実行し、ログを取得します。

# sosreport
(省略)
Press ENTER to continue, or CTRL-C to quit.「Enterを入力します」
Please enter your first initial and last name [localhost.localdomain]:「ホスト名を入力します」
Please enter the case id that you are generating this report for: 「任意の数字を入力、または何も入力せずにEnterキーを押します。何も入力せずにEnterキーを押した場合は、入力時の日時が使用されます。」
Setting up archive ...
Setting up plugins ...
Running plugins. Please wait ...
Running 73/73: yum...
Creating compressed archive...
Your sosreport has been generated and saved in:
/tmp/sosreport-localhost.localdomain-20170111141954.tar.xz
The checksum is: 28968c95abec91de9e0e794b8af13bd8
Please send this file to your support representative.

ログファイルの圧縮ファイルが作成されます。コマンドが終了するには、数分かかります。

  • RHEL 6以前の場合、ログファイルの圧縮ファイル名の書式は、「/tmp/sosreport-<ホスト名>-<任意の数字>.tar.xz」です。
  • RHEL 7以降の場合、ログファイルの圧縮ファイル名の書式は、「/var/tmp/sosreport-<ホスト名>-<任意の数字>.tar.xz」です。