空の仮想マシンを作成する

OSがインストールされていない、空の仮想マシンを作成する方法を説明します。

また、仮想マシンに任意のOSをインストールできます。これを行う場合は、インストールメディアをOSライブラリにあらかじめアップロードし、空の仮想マシンの作成時に「ブートイメージ」としてインストールメディアを選択します。作成した仮想マシンをパワーオンにすると、OSのインストールを開始できます。

1.「仮想マシン」画面で、「新しい仮想マシン」をクリックします。

【参考】

「仮想マシン」画面の開き方については、「仮想マシン画面」をご覧ください。

「新しい仮想マシン」画面が表示されます。

2.以下を入力し、「OK」をクリックします。

項目設定内容
名前仮想マシンの名前を入力します。「フレキシブルサーバリソースコントロールパネル」で表示されます
コンピュータ名仮想マシンのゲストOS上で使用するホスト名を入力します。半角英数字及びハイフンで、Windowsの場合は15文字、その他OSの場合は63文字まで入力できます
説明任意の内容を入力します
タイプ「新規」を選択します
パワーオン作成後に仮想マシンを自動的にパワーオンにする場合は、チェックします
ゲストOSファミリ「Microsoft Windows」、「Linux」、または「その他」から、仮想マシンにインストールするOSの種類を選択します
ゲストOS「OSファミリ」を選択した後、仮想マシンにインストールするOSバージョンを選択します
ブートイメージ

あらかじめOSライブラリにアップロードしたインストールメディアを、1つ選択できます。作成した仮想マシンをパワーオンにすると、ここで指定したインストールメディアを起動ドライブとして、仮想マシンが起動します

  • 選択しない場合は、インストールメディアをマウントせずに仮想マシンが起動します。ただし、OSがインストールされていないので、OSを読み込む前の状態で待機します
起動ファームウェア「BIOS」または「EFI」から、仮想マシンの起動ファームウェアを選択します。なお、選択できる起動ファームウェアはゲストOSによって異なります
配置ポリシー

「オペレーティングシステム」を選択した後に選択します

  • 空のマシンを作成する場合、OSファミリの種類を問わず、「rss-lin」を設定してください
CPU「オペレーティングシステム」を選択した後、仮想マシンに割り当てるCPUリソースの個数を入力します。16vCPUまで設定できます
ソケット当たりのコア数

「オペレーティングシステム」及び「仮想CPU」を選択した後、仮想マシンのCPUのコア数を選択します。「仮想CPU」に入力した値より小さい値、かつ2で割り切れる値を選択できます

例:「仮想CPU」に「6」を入力した場合は、「1」、「2」、「3」、または「6」を選択できます

ソケットの数

仮想マシンのCPUのソケット数です。「仮想CPU」及び「ソケット当たりのコア数」の値によって自動的に設定されます

例:「仮想CPU」に「6」を入力し、「ソケット当たりのコア数」に「3」を選択した場合は、「2」が設定されます

メモリ「オペレーティングシステム」を選択した後、仮想マシンに割り当てるメモリリソースの量を入力します。192GBまで設定できます
ストレージ仮想マシンに割り当てるディスクを設定します。複数のディスクを設定する場合は、「追加」をクリックします。各項目について詳しくは、以下の表をご覧ください
ネットワーク仮想マシンに接続するネットワークの設定です。NICを追加する場合は、「追加」をクリックします。各項目について詳しくは、以下の表をご覧ください


ストレージの項目

項目設定内容
ストレージポリシー

「仮想マシンのデフォルトポリシー」、「basic」、及び「standard」から、ストレージを選択します

  • ストレージの契約内容によっては、「basic」または「standard」が表示されません
サイズ仮想マシンに割り当てるストレージの容量を入力します

(ゴミ箱マーク)

ディスクを削除する場合にクリックします

【注意】

操作後は元に戻せません。


ネットワークの項目

項目設定内容
ネットワーク

任意のプライベートセグメントを選択します

ネットワークアダプタタイプ

「VMXNET3」を選択します。インストールするOSの提供ベンダから別のネットワークアダプタを指定された場合は、指定されたものを選択します

【注意】

「SRIOVETHERNETCARD」はサポート対象外です。

IPモード
  • 「ネットワーク」で任意のプライベートセグメントを選択した場合は、「DHCP」、「固定 - IPプール」、または「固定 - 手動」から選択します
  • 「ネットワーク」で「なし」を選択した場合は、「なし」を選択します
【参考】

「DHCP」または「固定 - IPプール」を利用するには、プライベートセグメントであらかじめ設定してください。詳しくは、「プライベートセグメントを作成する」をご覧ください。

IPアドレス「IPモード」で「固定 - 手動」を選択した場合は、IPアドレスを設定します
プライマリNICプライマリNICを選択します。複数のネットワークに接続する場合は、プライマリNICにデフォルトゲートウェイが設定されます

(ゴミ箱マーク)

NICを消去したい場合にクリックします

【注意】

NICが必要な場合は、「追加」でNICを追加できます。

「新しい仮想マシン」画面が閉じ、仮想マシンが作成されます。