メンテナンスシミュレーションを実施する

メンテナンスシミュレーションによって、DCコネクタ:L2のメンテナンスなどで発生するフェイルオーバーを任意のタイミングで実行し、IIJ責任範囲のメンテナンスや障害発生時にお客様環境に与える影響を確認する方法を説明します。

【注意】

  • 操作を実施すると即座にフェイルオーバーが発生します。
  • スタンバイ系がアクティブ系に昇格し、フェイルオーバーが完了するまでの間に数秒の通信断が発生します。
  • お客様機器がDCコネクタ:L2機器のフェイルオーバーに追従して通信先を切り替えられなかった場合、フェイルオーバーが完了しても通信が回復しないことがあります。
  • フェイルオーバー実行後も自動的に主系副系がフェイルバックすることはありません。
  • 実行後、機器の冗長性が回復し再度フェイルオーバーが可能になるまで、5分程度かかります。主系ノードが復旧しない場合は、IIJサポートセンターにお問い合わせください。

メンテナンスシミュレーションの実施方法

1.「DCコネクタ:L2」画面で、「シミュレーション実行」をクリックします。

【参考】

「DCコネクタ:L2」画面の開き方については、「DCコネクタ:L2画面」をご覧ください。

「メンテナンスシミュレーション実行確認」画面が表示されます。

2.「実行する」をクリックします。

「メンテナンスシミュレーション実行確認」画面が閉じ、メンテナンスシミュレーションが開始されます。

主系ノードがアクティブ、副系ノードがスタンバイ時にメンテナンスシミュレーションを実行した場合の画面遷移

1.主系ノードのステータスが「アクティブ」から「故障中」に変更されます。

2.副系ノードのステータスが「スタンバイ」から「アクティブ」に変更されます。

3.主系ノードのステータスが「未接続」に変更されます。

4.主系ノードのステータスが「スタンバイ」に変更されます。