Azure ADにエクスポートされる属性値について

IIJ IDサービスからAzure ADにエクスポートされる属性については、以下のとおりです。

ユーザ
IIJ IDAzure AD備考
氏名displayName氏名が無い場合は、「ID」が「displayName」になります
IDuserPrincipalName
ID(ローカルパートのみ)mailNickname「ID」のローカルパートのみが「mailNickname」になります
(例: iij-taro@example.jpの場合はiij-taroです)
氏名(姓)surname
氏名(名)givenName
有効/無効accountEnabled
言語usageLocation
役職jobTitle
所属department
電話番号(タイプ: work)telephoneNumber
電話番号(タイプ: mobile)mobile
電話番号(タイプ: fax)facsimileTelephoneNumber
アプリケーション連携ID、外部IDまたは
UUID
immutableId

以下の優先度でエクスポートされる属性が決定されます

1.「アプリケーション連携ID」
2.「外部ID」
3.「UUID」

言語preferredLanguage
【参考】

Azure ADにユーザをエクスポートする場合、既存のAzure ADユーザとの関連付けは以下のAzure AD属性で行われます。

  • Azure ADと認証連携している(federated)場合: immutableId
  • Azure ADと認証連携していない(managed)場合: immutableId(immutableIdが存在しない場合はuserPrincipalName)

Azure ADにエクスポートされるとAzure ADユーザのobjectIDがIIJ IDに保存(*1)され、以降の関連付けはAzure ADユーザのobjectID属性で行われます。

*1 IIJ IDに保存されたobjectID値は変更できません。再びimmutableIdやuserPrincipalNameでの関連付けを行いたい場合は、ユーザを一度デプロビジョニングさせる必要があります。

【注意】

Azure AD側の仕様により、immutableId属性の更新時は認証連携が解除されている必要があります。
認証連携されたままの場合、エクスポート処理がエラーになります。


グループ
IIJ IDAzure AD
グループ名displayName
グループの説明description