フィルタリングのルールについて

フィルタ条件の適用ルール

フィルタ条件を設定した場合、利用可能な証明書を以下のルールで検証します。

  • 値が完全一致していること
  • 複数のフィルタ条件を設定している場合は、すべての条件を満たしていること
    (複数のフィルタ条件を設定している場合は、サブジェクト内の属性の順番は考慮されません)
フィルタ条件の入力例
例1. 組織名(Organization)で制限する場合

証明書の組織名(Organization)によって利用可能な証明書を制限します。

  • 設定するフィルタ条件

    属性
    O(Organization)IIJ
  • 利用可能な証明書の例

    証明書のサブジェクト利用可否備考
    O=IIJ,OU=Business,CN=iij-taroO=IIJが含まれる
    O=IIJ-global,OU=Business,CN=iij-taro×O=IIJが含まれない
例2. 複数のフィルタ条件で制限する場合

複数のフィルタ条件を設定します。

  • 設定するフィルタ条件

    属性
    O(Organization)IIJ
    OU(Organization Unit)Business
  • 利用可能な証明書の例


    証明書のサブジェクト利用可否備考
    O=IIJ,OU=Business,OU=Sales,CN=iij-taroO=IIJ,OU=Businessが含まれる
    O=IIJ,OU=Sales,OU=Business,CN=iij-taroO=IIJ,OU=Businessが含まれるが、①と順番が異なる
    OU=Business,OU=Sales,O=IIJ,CN=iij-taroO=IIJ,OU=Businessが含まれるが、①及び②と順番が異なる
    O=IIJ-global,OU=Business,OU=Sales,CN=iij-taro×OU=Businessは含まれるが、O=IIJが含まれない