制限事項

本サービスにおける制限事項は以下のとおりです。

基本機能
  • 本サービスの利用には、お客様が所有されているドメインが必要です。お客様ドメインを本サービスに登録する際に、そのドメインをお客様が所有していることを弊社で確認します。所有されていない場合は登録できません。ドメインの登録後に、お客様がドメインを所有していないことが判明した場合は、そのドメインで登録したユーザ及びグループを予告なく削除することがあります。
  • 本サービスと連携する外部サービス(例:Microsoft 365)で障害、メンテナンス、または不具合が発生した場合は、お客様が一部機能をご利用できない場合があります。この場合は、連携サービスに起因する内容のお問い合わせをお受けできません。更に、連携サービスによって発生した損害は、本サービスでは保証できません。
  • 外部システムとの通信でエラーが発生した場合、お客様による対応が必要になることがあります。
  • 本サービスのホストに割り当てられたグローバルIPアドレスは、変更しないことを保証するものではありません。本サービスの提供内容の変更によっては、グローバルIPアドレスを予告なく変更する可能性があります。
  • 本サービスでは、複数のお客様でサービス設備を共有します。お客様のご利用状況によっては、他のお客様に影響を及ぼす可能性があると弊社で判断し、サービスの一部またはすべてを停止するなど、サービスの利用を制限することがあります。
  • 冗長機構による切り替えが発生した場合には、数分程度サービスを利用できないことがあります。
  • 攻撃トラフィックを含むお客様宛の通信が弊社のサービス設備に影響を与える場合は、事前の通知なしに当該通信を一部またはすべてを遮断、または迂回などを実施することがあります。通信を遮断した場合は、事後に運用管理担当者に連絡します。
  • 特定のユーザがパスワードリセットメールを多量に送信しようとした場合、メール送信を一定期間ロックすることがあります。
  • 本サービスはベストエフォート型のサービスで、サービスの応答性能を保証するものではありません。
多要素認証オプション
  • IIJ SmartKeyアプリに対応したOSのバージョンは、対応範囲のすべての端末で動作することを保証するものではありません。
  • IIJ SmartKeyアプリに対応したOSのバージョンは、予告なく変更することがあります。ユーザが継続的に利用可能であることを保証するものではありません。
  • 多要素認証オプションで障害が発生した場合は、ID及びパスワードによる一要素での認証に制限することがあります。

  • 多要素認証オプションでは、一部の機能で外部サービスを利用しています。外部サービスのメンテナンスまたは障害によって、以下の影響が及ぶことがあります。

    サービス名利用目的メンテナンス時及び障害時に想定される影響

    Amazon Simple Notification Service

    IIJ SmartKeyアプリへのPush通知の送信

    IIJ SmartKeyアプリにPush通知が届かなくなります

    ※Push通知が届かない場合も、ユーザがIIJ SmartKeyアプリの「設定」画面で「サービスリストの更新」を実行すると、スライド認証できます

    Twilio

    IIJ SmartKeyアプリへのデバイス登録時のSMS通知

    デバイス登録時にSMS通知が届かなくなるため、デバイスを登録できません

統合Windows認証オプション
  • 統合Windows認証オプションの利用には、IIJプライベートバックボーンサービスの契約が必要です。
  • 連携するActive Directoryサーバには、IIJプライベートバックボーンサービスで提供されるネットワークとの疎通性が必要です。疎通性がない場合は、接続性を提供するサービスなどの契約が必要です。
  • 統合Windows認証の動作確認済みのActive DirectoryはWindows Server 2016、Windows Server 2019です。
  • 統合Windows認証オプション単体で提供される統合Windows認証基盤はシングル構成で、障害発生時は数分程度サービスが利用できないことがあります。障害発生時の影響を緩和したい場合は、統合Windows認証マルチリージョンオプションをご利用ください。
  • 統合Windows認証オプションでは、IPアドレスやドメインは複数のお客様で共有します。また帯域についてはベストエフォートとなります。
  • 統合Windows認証基盤で提供される設備のスペックはベストエフォートです。利用状況によりパフォーマンスに問題が発生する場合は、統合Windows認証マルチリージョンオプションをご利用ください。
統合Windows認証マルチリージョンオプション
  • 統合Windows認証マルチリージョンオプションの利用には、統合Windows認証オプションの契約が必要です。