SPNEGO認証を許可するネットワークを制限する
SPNEGO認証を許可するネットワークを変更します。
SPNEGO認証が許可されたネットワークからアクセスした場合は、SPNEGO認証とフォーム認証の2つの認証方式が利用できます。
それ以外のネットワークからアクセスした場合は、フォーム認証のみが利用できます。
【参考】
SPNEGO認証が許可されたネットワークからアクセスした場合は、先にSPNEGO認証での認証が求められます。SPNEGO認証ができない場合は、自動的にフォーム認証での認証に切り替わります。
ただし、Microsoft Officeアプリケーション(Windows版)※1などの一部アプリケーションでは、SPNEGO認証からフォーム認証への切り替えが正常に行われず、フォーム認証が利用できません。このようなアプリケーションをSPNEGO認証が利用できない(社外ネットワークのようなKerberosチケットが発行できません)ネットワークから利用する場合、SPNEGO認証を制限することでフォーム認証が利用できます。
※1 HTTPステータスコード401を受け取った場合に先進認証が中断する挙動によるものです。SPNEGO認証ではHTTPステータスコード 401を利用します。(SPNEGO認証を成功させた場合は先進認証は中断されません)
- 「システム」の「外部IDプロバイダの管理」をクリックします。
- 「統合Windows認証プロバイダ / Integrated Windows Authentication Provider」の「設定画面へのURL」に表示されるURLをクリックします。
- 統合Windows認証プロバイダの設定画面のダッシュボードが表示されます。
- 「ネットワーク設定」をクリックします。
「SPNEGO認証を許可するネットワーク」の設定を変更し、「ネットワーク設定を更新する」をクリックします。
項目 説明 全てのネットワークでSPNEGO認証を許可する すべてのネットワークで、SPNEGO認証を許可します SPNEGO認証が利用可能なネットワークを制限する SPNEGO認証が利用可能なネットワークを制限します アクセス元ネットワーク SPNEGOを許可するネットワークのグローバルIPアドレスをCIDR形式(例: 203.0.113.0/24)で入力します
複数のネットワークを入力する場合、カンマ(,)または改行で区切ります