GET Bucket website
バケットのウェブサイト設定を返します。
この操作を行う利用者は、バケット所有者か対象バケットに対してバケットポリシーの dag:GetBucketWebsite 権限を付与されている必要があります。
デフォルトではバケット所有者のみこの操作が許可されており、バケット所有者はバケットポリシーによって他のアカウントに権限を付与することができます。
リクエスト情報
シンタックス
GET /{bucket name}?website HTTP/1.1 |
Host: s3api.iot.iij.jp |
Date: {date} |
Authorization: {authorization string} |
リクエストパラメータ
この操作ではリクエストパラメータは使用しません。
リクエストヘッダー
この操作では基本リクエストヘッダーのみ使用します。リクエストエレメント
この操作ではリクエストエレメントは使用しません。
レスポンス情報
レスポンスヘッダー
この操作では基本レスポンスヘッダーのみ返します。
レスポンスエレメント
ウェブサイト設定は、リダイレクトの設定として 全てのリクエストを(他のウェブサイトへ)リダイレクト と 高度な条件付きリダイレクト の2種類が用意されています。 この操作ではそれぞれの設定によって異なるレスポンスエレメントを返します。
全てのリクエストをリダイレクト
表. GET Bucket website レスポンスエレメント一覧(リダイレクト)
名前 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
WebsiteConfiguration | ウェブサイト設定情報を含むコンテナ
|
○ |
RedirectAllRequestsTo | バケットのウェブサイトホスティング用のエンドポイントに対するリクエストのリダイレクト先の情報
|
○ |
HostName | リダイレクト先のホスト名
|
○ |
Protocol | リダイレクトのリクエストに使用されるプロトコル( http もしくは https )
|
× |
高度な条件付きリダイレクト
表. GET Bucket website レスポンスエレメント一覧(詳細)
名前 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
WebsiteConfiguration | ウェブサイト設定情報を含むコンテナ
|
○ |
IndexDocument | ルートドメインまたはサブフォルダに対するリクエストが行われた時に表示するデフォルトのHTMLドキュメント
|
○ |
Suffix | インデックスドキュメントを示すオブジェクトキーの接尾辞
|
○ |
ErrorDocument | 4XXクラスのエラーが発生した場合に表示するHTMLエラードキュメント
|
× |
Key | HTMLエラードキュメントとして表示するオブジェクトのオブジェクトキー
|
△ |
RoutingRules | RoutingRule 要素のコレクションを入れるコンテナ
|
× |
RoutingRule | 条件とリダイレクトを明示したルール
|
○ |
Condition | 条件を記述するためのコンテナ
|
× |
KeyPrefixEquals | リダイレクトするオブジェクトキーのプレフィックス このプレフィックスに前方一致するリクエストがリダイレクトされます。HttpErrorCodeReturnedEquals 要素が指定されていない場合は KeyPrefixEquals は必須となります。 KeyPrefixEquals と HttpErrorCodeReturnedEquals の両方が指定されている場合は、両方が真である場合にのみ条件が満たされていると見なされます。
|
△ |
HttpErrorCodeReturnedEquals | リダイレクトするHTTPエラーコード エラーが発生した場合に、このHTTPエラーコードに一致している場合にのみ、リダイレクトが適用されます。HttpErrorCodeReturnedEquals 要素が指定されていない場合は KeyPrefixEquals は必須となります。 KeyPrefixEquals と HttpErrorCodeReturnedEquals の両方が指定されている場合は、両方が真である場合にのみ条件が満たされていると見なされます。
|
△ |
Redirect | リダイレクトの内容を記述するためのコンテナ リクエストのリダイレクトに関する支持を表すのに使用されます。リクエストを別のホストや別のページにリダイレクトすることも、別のプロトコルの使用を指定することもできます。1つの RoutingRule に対して、1つの Redirect 要素が存在する必要があります。1つの Redirect 要素の中に、 Protocol 、 HostName 、 ReplaceKeyPrefixWith 、 ReplaceKeyWith 、 HttpRedirectCode の要素のうち1つ以上が存在する必要があります。
|
○ |
Protocol | レスポンスとして返される Location ヘッダーで使用されるプロトコル( http または https ) Protocol は、同じレベルの要素の1つが指定されている場合は省略可能です。
|
× |
HostName | レスポンスとして返される Location ヘッダーで使用されるホスト名 HostName は、同じレベルの要素の1つが指定されている場合は省略可能です。
|
× |
ReplaceKeyPrefixWith | リダイレクトリクエストの中の KeyPrefixEquals の値を置き変えるオブジェクトキーのプレフィックス ReplaceKeyPrefixWith は、同じレベルの要素の1つが指定されている場合は省略可能です。これを指定できるのは、 ReplaceKeyWith が指定されていない場合のみです。
|
× |
ReplaceKeyWith | レスポンスとして返される Location ヘッダーで使用されるオブジェクトキー ReplaceKeyWith は、同じレベルの要素の1つが指定されている場合は省略可能です。これを指定できるのは、 ReplaceKeyPrefixWith が指定されていない場合のみです。
|
× |
HttpRedirectCode | レスポンスで使用するHTTPリダイレクトコード HttpRedirectCode は、同じレベルの要素の1つが指定されている場合は省略可能です。
|
× |
エラー情報
この操作は共通のエラーレスポンスを返します。詳しくは エラーコード一覧をご覧ください。
サンプル
バケットのウェブサイト設定を取得するサンプル
リクエスト
GET /mybucket?website HTTP/1.1 |
Host: s3api.iot.iij.jp |
Date: Wed, 1 Oct 2014 00:00:00 GMT |
Authorization: IIJGIO 15B4D3461F177624206A:xQE0diMbLRepdf3YB+FIEXAMPLE= |
レスポンス
HTTP/1.1 200 OK |
x-iijgio-id-2: eftixk72aD6Ap51TnqcoF8eFidJG9Z/2mkiDFu8yU9AS1ed4OpIszj7UDNEHGran |
x-iijgio-request-id: 318BC8BC148832E5 |
Date: Wed, 1 Oct 2014 00:00:00 GMT |
Content-Length: 240 |
Content-Type: application/xml |
Transfer-Encoding: chunked |
Server: s3api.iot.iij.jp |
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
<WebsiteConfiguration xmlns="http://acs.dag.iijgio.com/doc/2006-03-01/"> |
<IndexDocument> |
<Suffix>index.html</Suffix> |
</IndexDocument> |
<ErrorDocument> |
<Key>404.html</Key> |
</ErrorDocument> |
</WebsiteConfiguration> |