プライベートコネクタ

プライベートコネクタは、IoTサービスプラットフォームとゲートウェイデバイス、お客様システムをプライベートネットワークで接続する機能を提供します。
プライベートコネクタを利用することで、SIM (モバイル通信以外) の端末から IIJ IoTサービスプラットフォームを利用することが可能です。
また、IIJ GIO、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azureなどのクラウドサービスや、お客様のオンプレミス環境と接続して IoTサービスの機能を利用することも可能です。

お客様システムとの接続に際しては、プライベートコネクタの他に、各種接続サービスとの連携が必要です。

接続先 接続サービス
SIM 以外の端末 (VPN) IIJ Omnibusサービス
IIJ GIO IIJプライベートバックボーンサービス
(※無償提供のため安価にGIOとの閉域網接続が可能)
WISE-PaaS IIJ Japan-East IIJ IoTサービス WISE-PaaSコネクタ
Microsoft Azure IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft
AWS IIJクラウドエクスチェンジサービス for AWS
利用シーン1: SIM以外の端末からIoTサービスを利用する

お客様工場内はWi-Fi経由でデータを集約し、集約した工場内のシステムからWAN/VPN経由でデータ送信する場合にプライベートコネクタが利用できます。
センサーデータのサイズがモバイルネットワークで送信するには大きい場合や、工場設備の都合でモバイルネットワークが利用できない場合に有効です。
また、各種クラウドサービスからプライベートコネクタで接続できるため、一度クラウド上でデータを集約し、各種クラウドからもIoTサービスへデータを送信することもできます。

利用シーン2: プライベートネットワーク経由でデータハブ転送を行う

データハブ機能は、標準ではインターネット経由でデータ転送を行います。インターネット経由ではなく、プライベートネットワーク経由でデータ転送を行いたい場合、プライベートコネクタが利用できます。
また、デバイスコントロール機能のHTTP/HTTPS送信、SSHコマンド送信をプライベートネットワーク経由でお客様システム機器に行いたい場合にも、プライベートコネクタが利用できます。