2024-02-28 データハブとクラウドアダプタで配列を展開してフォーマットする機能を追加しました
本日のアップデートで、データハブとクラウドアダプタ (MQTTを除く) にJSON配列を展開し個々の要素ごとに処理する機能「JSON配列展開」を追加しました。
JSON配列展開機能は、デバイスから送信したデータが配列の時※、各出力フォーマットをその配列の要素ごとに処理する機能です。
※厳密には、送信されたデータがJSON形式、かつ、ルート要素が配列の時です。それ以外の形式で送信された場合は、JSON配列展開は動作しません。
例として、以下のようなデータを送信したとき、
[{ "name": "temp1", "value": 25 }, { "name": "temp2", "value": 81 }]
本機能を有効化した上で出力フォーマットをJSON形式にすると以下のように各要素が展開されてフォーマットして転送されます。
[{ "timestamp": (受信時刻:unix時刻形式), "serviceCode": "(iotサービスコード)", "id": "(デバイスID)", "simId": "(電話番号)", "destination": "(転送先URL)", "payload": { "name": "temp1", "value": 25 } }, { "timestamp": (受信時刻:unix時刻形式), "serviceCode": "(iotサービスコード)", "id": "(デバイスID)", "simId": "(電話番号)", "destination": "(転送先URL)", "payload": { "name": "temp2", "value": 81 } }]
また、カスタムフォーマットも同様に個々の要素に対して処理され、最終的に配列化して転送されます。
本機能を有効にするには、コントロールパネルのデータハブ画面やクラウドアダプタ転送先一覧画面にて出力オプションで設定を有効化してください。また、Web API では jsonArrayExpansion プロパティを true にすることで本機能を有効化できます (データハブのみ)。
その他、本機能の詳細やデータハブ・クラウドアダプタの詳細については、以下のページをご覧ください。