デバイスリンクコンソール
デバイスリンクコンソールは、デバイスリンクをより簡単に操作できるようにリモートアクセス利用者向けに特化した専用の Web アプリケーションです。
対象デバイスを選択してスイッチを「ON」に切り替えるだけで、簡単にリモートアクセス経路を必要な時に作成できます。
デバイスへのリモートデスクトップ接続、SSH 接続、管理画面への HTTP 接続など、リモートメンテナンスの用途にご利用いただけます。

特徴
リモートアクセス
デバイスリンクコンソールでは、リモートアクセスが必要な時にデバイスリンクを使用してインターネット経由のデバイスへのリモートアクセス経路を動的に作成できます。
マルチテナント管理
デバイスリンクコンソールと IoT アカウントを組み合わせることで、マルチテナントでのご利用、および、リモートアクセス利用者のロール管理ができます。
IoT アカウントでデバイスリンクコンソールにログインすると、そのアカウントに利用権限が与えられたデバイスのみリモートアクセス経路を作成できます。
様々な操作端末に対応
Web ブラウザで動作するため、専用のソフトウェアを端末にインストールせずにご利用いただけます。
画面はレスポンシブ対応のため、PC・タブレット・スマートフォンなどの様々な操作端末でご利用できます。
リモートアクセスに特化したデバイス管理機能
デバイスを簡単に識別できるようにアイコンやタグを設定したり、お気に入り登録でよく使うデバイスを上位に表示できます。また、検索機能も備えており、複数のデバイスの管理を効率化します。
チュートリアル機能
実際の画面に沿ってステップバイステップで操作方法をご案内します。初めての方でもスムーズに利用が開始できます。
利用シーン
既存のネットワークカメラにリモートアクセス機能を付加する
- リモートアクセス機能が備わっていないネットワークカメラにリモートアクセス機能を付加し、製品の利便性を向上させることができます。
- デバイスリンクコンソールを活用することで、低コストで付加価値を向上し、競合製品との差別化を実現できます。
- サブスクリプションモデルのビジネスを展開することもでき、売り上げ拡大に向けた新規事業の創出ができます。

マルチテナント管理による設備単位でのリモートアクセス環境を構築する
- 各設備のリモートアクセス利用者ごとにリモートアクセス対象機器を制限することで、マルチテナントの管理ができます。
- 全国に納入した設備の保守・メンテナンス対応ができ、故障対応のリードタイム短縮や稼働ログのリモート監視による状態把握ができます。
- 保守・メンテナンス業務の効率化による人手不足対策に貢献できます。
サービス契約者は、すべての設備に対してリモートアクセスができます。

リモートアクセス利用者は、権限が付与された設備にのみリモートアクセスができます。
利用方法
デバイスリンクコンソールのご利用いただくには、以下の手順を実施してください。
- コントロールパネルにて、デバイスリンクコンソールの設定を有効化してください。
- デバイスリンクコンソール設定画面の説明を参考に有効化してください。
- デバイスリンクコンソール (https://dlc.iot.iij.jp) のログイン画面より、マスターID、または、IoTアカウントを入力してログインしてご利用ください。
- ログイン後の画面右上の「チュートリアル」ボタンをクリックすることで、使用方法を確認できます。
仕様
- デバイスリンクコンソールのご利用時には、基本料と利用料が発生します。
- 基本料は、デバイスリンクコンソールを有効にした時に発生する料金です。デバイスリンクコンソールの利用有無に関わらず、固定の料金が課金されます。
- 利用料は、デバイスリンクコンソールでリモートアクセス経路を作成した時に発生する料金です。その月に利用されたデバイスのポート数で課金されます。※
- 料金は、サービスご利用にあたってをご確認ください。
- リモートアクセス機能の詳細な仕様は デバイスリンクの仕様 をご確認ください。
※ デバイスリンクコンソールは、リモートアクセス経路にデバイスリンクを使用するため、別途デバイスリンクの利用料が発生します。