IoTアカウント

IoTアカウントは、IoT統合認証で作成されたユーザアカウントで、IoT関連サービスにログインするためのアカウントです。

IoT統合認証に連携しているサービスでは、IoTアカウントを使ってログインすることができます。

IoTアカウントの管理

IoTアカウントはマスターIDで管理できます。作成したIoTアカウントは作成者のマスターIDのみ変更できます。

作成するIoTアカウントに付与できる権限は、マスターIDのIoTアカウントの管理者の範囲内で設定できます。

マスターIDがすべてのIoTアカウントの管理者から外れ、マスターIDが無効になった場合、無効になったマスターIDで作成したIoTアカウントはすべて自動的に削除されます。削除されたIoTアカウントは復元できません。

マスターIDが一部のIoTアカウントの管理者から外れた場合、作成したIoTアカウントの権限も自動的に外れます。

サービス契約を解約した場合も、IoTアカウントの権限は自動的に外れます。ただし、解約後3ヶ月を経過するまで解約済みのサービスコードが表示されることがあります。

IoTアカウントの設定項目
項目 詳細 注意事項
ユーザ名

ログイン時に必要となるIoTアカウントの識別子

  • 3文字以上、255文字以内の英数字と記号 (- + _ . @) が使用できます。
  • 英字は大文字と小文字を区別しません。
  • 既に作成されている同じユーザ名は使用できません。
パスワード

ログイン時に使用するパスワード

  • IoTアカウント作成時は自動的にパスワードが生成されます。
  • 初回ログイン時に、新しいパスワードへの変更が必要です。
  • パスワードのポリシーは以下の通りです。
    • 8文字以上、255文字以下の英数字と記号 (!"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~) が使用できます。
    • 大文字・小文字・数字・記号をそれぞれ1文字以上含めてください。
氏名 (姓名)

IoTアカウント利用者の氏名

  • 姓名を分けて入力することが必要です。
  • 姓名をそれぞれ1文字以上設定してください。
メールアドレス

IoTアカウント利用者のメールアドレス

パスワード紛失時のパスワードリセットに使用します。

  • IoTアカウント利用者が受信できるメールアドレスを指定してください。
  • 初回ログイン時にメールアドレスが使用可能か確認します。
ロール

IoTアカウントの役割および権限

詳細は、ロール をご確認ください。

  • IoTアカウントに1つのロールを割り当てることができます。
サービス連携

IoTアカウントと連携するサービスの設定

詳細は、IIJ IoTサービス連携 をご確認ください。

  • IoTアカウント作成者のマスターIDがIoTアカウントの管理者になっている契約のみがIoTアカウントのサービス連携で設定できます。