ファイルダウンロードまたは削除のPlaybookを実行する

ファイルのダウンロードまたは削除のPlaybookを実行します。

HTTPまたはHTTPSプロトコルを使用してアクセスできる共有サイトからファイルのダウンロード、またはデバイス上のファイルを削除します。

ファイルのダウンロードで指定するURLは、ファイルに直接アクセスできるURLである必要があります。URLアクセス時に認証要求やリダイレクトなど直接ファイルがダウンロードできない場合は利用できません。

【注意】

  • ダウンロードしてきたファイルの名称は、ヘッダーのファイル名を参照します。ヘッダーにファイル名が含まれていない場合は、URLの末尾がファイル名になります。
  • リハイドレート機能共通の注意事項については、「リハイドレート機能」をご覧ください。
  • ファイルの保存先に指定する、ファイル共有サイトに関するお問い合わせの受付はしていません。

1.「デバイスの詳細画面を表示する」をもとに、Playbookを実行するデバイスの詳細画面を表示します。

デバイスの詳細画面が表示されます。

2.をクリックし、「Playbookを実行」を選択します。

Playbookの選択メニューが表示されます。

3.「Playbookの選択」のプルダウンメニューから「File Operations (add or delete)」を選択します。

「Playbookを実行」画面が表示されます。

4.「アクションを追加」プルダウンメニューをクリックし、ファイルをダウンロードする場合は「ファイル追加」を選択、ファイルを削除する場合は「ファイル削除」を選択します。

※アクションは最大20個まで追加できます。

設定項目が追加されます。

5.以下の項目を設定し、「1個のデバイスで実行」をクリックします。

「ファイル追加」を選択した場合

【参考】「変数を挿入」について

  • リカバリーキーやファイルパスに任意の変数を挿入する際にクリックします
  • 例えば5台のデバイスからファイルを削除する必要があり、ファイルはC:\Users\<Username>\AppData\Localフォルダに保存されているとします。C:\Users\まで入力後、「変数を挿入」をクリックし、変数リストから「currentUsername」を選択し、ファイルパスの残りの部分を入力すると<Username>の部分を補完できます

項目

内容

BitLockerリカバリーキー
  • デバイスでBitLockerが有効な場合、48桁の回復キー(ハイフンなし)を入力します
  • 回復キーが異なるまたは入力されていない場合、Playbook実行時にデバイスで入力を要求されます
ホストファイルURL
  • ダウンロードするファイルが保存されているURLを入力します(例:https://hogehoge~)
  • 「変数を挿入」について詳しくは、「BitLockerリカバリーキー」の「内容」内の参考囲みをご覧ください
【注意】

255文字以上は入力できません

ファイルパス
  • ファイルのダウンロード先をフルパスで入力します(例:C:\ProgramData)
  • ファイル名まで入力した場合、そのファイル名で保存されます(例:C:\ProgramData\data.txt)
  • 「変数を挿入」について詳しくは、「BitLockerリカバリーキー」の「内容」内の参考囲みをご覧ください
【注意】

  • 環境変数はサポートされていません
  • 同じファイル名のファイルが既にその場所に存在する場合、そのファイルはダウンロードしたファイルに置き換えられます
  • 指定されたパスにフォルダが存在しない場合は、フォルダが作成されます
  • 追加されたファイルの変更日時のタイムスタンプは、デバイスのリアルタイムクロック(RTC)に基づいています、デバイスの表示時刻がWindowsの日付と時刻の設定で調整されている場合、タイムスタンプが表示時刻と一致しない可能性があります
  • ファイルパスは半角英数のみサポートしています

ユーザーが開始したPlaybook

  • 任意でスライドをオンまたはオフにします(デバイスのOSが起動できない場合、オンにします)
  • 既に他のPlaybookが実行中の場合、デフォルトでオンになり変更できません
  • 本設定について詳しくは、「ユーザーが開始したPlaybookをオン/オフする」をご覧ください

「ファイル削除」を選択した場合

【参考】「変数を挿入」について

  • リカバリーキーやファイルパスに任意の変数を挿入する際にクリックします
  • 例えば5台のデバイスからファイルを削除する必要があり、ファイルはC:\Users\<Username>\AppData\Localフォルダに保存されているとします。C:\Users\まで入力後、「変数を挿入」をクリックし、変数リストから「currentUsername」を選択し、ファイルパスの残りの部分を入力すると<Username>の部分を補完できます

項目

内容

BitLockerリカバリーキー
  • デバイスでBitLockerが有効な場合、48桁の回復キー(ハイフンなし)を入力します
  • 回復キーが異なるまたは入力されていない場合、Playbook実行時にデバイスで入力を要求されます


削除するパスとファイル名

  • 削除するファイルのフルパスを入力します(例:C:\Documents\Textfile.txt)
  • 「変数を挿入」について詳しくは、「BitLockerリカバリーキー」の「内容」内の参考囲みをご覧ください
【注意】

  • 環境変数はサポートされていません
  • ファイルパスは半角英数のみサポートしています

ユーザーが開始した Playbook
  • 任意でスライドをオンまたはオフにします(デバイスのOSが起動できない場合、オンにします)
  • 既に他のPlaybookが実行中の場合、デフォルトでオンになり変更できません
  • 本設定について詳しくは、「ユーザーが開始したPlaybookをオン/オフする」をご覧ください

デバイスの詳細画面に戻ります。

6.「履歴」タブをクリックし、「Playbookがリクエストされました」が表示されることを確認します。

以上で、Playbookの実行は完了です。

【参考】

  • デバイスがPlaybook実行のリクエストを受け取ると、デバイスが自動で再起動されます。
  • デバイスのOS起動前にWindows PEが立ち上がり、Playbook実行後、Windows OSが起動します。