ログ詳細(内部監視)

ログを監視します。機器にログインし、正規表現キーワードを用いたログの監視ができます。
監視可能なサーバ種別は、Linux、Solaris、AIX、FreeBSDです。

メニューの表示方法
トップページ > リスト > OverView > 監視一覧 > 新規監視追加 > 監視詳細設定

1. 以下の項目を設定し、「プログラムの対象機器への設定&実行」をクリックします。

[1 監視対象ログファイル]

監視対象ログファイルのパスを設定し、ローテートの判定方法を選択します。(必須)



設定項目設定内容
ファイルパス

監視対象ログファイルのパスを絶対パスで設定

  • 入力形式は画面の説明、及び「記述例」をクリックして表示される例をご覧ください
  • 上の「記述例」は、ファイルパスに日付置換やワイルドカードを使用する場合の例を表示しています
  • 下の「記述例」は、監視対象ファイルが圧縮されている場合の例を表示しています
  • 4,096Byteまで設定できます。ただし、監視対象ログファイル名、ローテートファイル名、解凍コマンドパスそれぞれで1,024Byteまで設定できます
  • 半角英数字、及び半角記号で入力します
ローテートの判定方法監視対象ログファイルに対して実施するローテートの判定方法を選択

[2 正規表現キーワード]
監視対象ログファイルの取得内容に対するキーワードを入力します。また、監視対象ログファイルの文字コー
ドを選択します。(必須)

設定項目設定内容
正規表現設定

監視対象ログファイルに対して、アラートやワーニングとして検知するキーワードを入力

  • 「通知レベル」には、「W(ワーニング)」「A(アラート)」「N(正常)」のいずれかを設定してください
  • 入力形式は、「正規表現設定について」をクリックして表示される例をご覧ください
  • 記述例は、「記述例」をクリックして表示される例をご覧ください
  • 8,192Byteまで設定できます
  • マルチバイト文字を使用する場合は、必ず「ログファイル文字コード」で監視対象ログファイルの文字コードを選択してください
ログファイル文字コード

監視対象ログファイルの文字コードを選択

  • 「 ログファイル文字コード」を指定しない場合は、「UTF-8」として監視が実行されます
正規表現設定のチェック

「正規表現設定」に入力した正規表現で、キーワード判定が正しく実行されるかを確認

  • 「 正規表現設定のチェック」をクリックして表示される「正規表現チェック用ログテキスト」に確認する正規表現を入力し、「チェック」をクリックすると、以下のいずれかの判定結果を表示します
    • マッチしました:N指定
    • マッチしました(⇒アラート):A指定
    • マッチしました(⇒ワーニング):W指定
    • マッチしませんでした
  • 複数を判定する場合は、「,(カンマ)」で区切ってください

[3 その他の判定]
正規表現によるマッチング判定以外に、以下の判定を実行して監視できます。(任意)

  • ログサイズによる判定
  • ログ行数による判定
  • ログ増加判定

「3 その他の判定」をクリックすると、上記の判定を設定する項目が表示されます。

[ログサイズによる判定]
監視対象ログファイルのサイズによる判定ができます。

設定項目設定内容
ワーニング閾値

監視対象ログファイルのサイズをワーニングとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0Byteから9,000,000,000,000,000,000Byteまでの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、ワーニングが発生します
アラート閾値

監視対象ログファイルのサイズをアラートとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0Byteから9,000,000,000,000,000,000Byteまでの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、アラートが発生します

[ログ行数による判定]
通知レベル「N」の正規表現に合致した行数による判定ができます。

設定項目設定内容
ワーニング閾値

監視対象ログファイルに出力された行数をワーニングとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0行から2,147,483,647行までの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、ワーニングが発生します
アラート閾値

監視対象ログファイルに出力された行数をアラートとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0行から2,147,483,647行までの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、アラートが発生します

[ログ増加判定]
前回の監視時からログファイルのサイズが増加しているかどうかを判定します。
ログ増加判定を実行するかどうかを選択してください。

[4 復旧アクション設定]
エラー状態からの復旧方法を選択します。(必須)
アラートが発生したのちの復旧方法として、手動で復旧を行うか、自動で復旧させるかを選択してください。

[5 グラフ設定]
ログ詳細監視の結果をグラフにプロットする際の設定をします。(任意)
グラフのプロットについては、「監視結果のグラフプロットについて」をクリックして表示される説明をご覧ください。

プロットデータは下記から選択できます。

設定項目設定内容
ログサイズ監視実行時のログサイズ
増加行数前回監視実行から増加したログの行数
A検知レベル「A」にマッチした行数
W検知レベル「W」にマッチした行数
N検知レベル「N」にマッチした行数
A+W+N正規表現にマッチしたすべての行数

※ログサイズ、増加行数は、2018年4月以降にご契約いただいた場合に利用可能です

[6 プログラムの対象機器への設定と監視テスト実行]
サーバに接続し、監視プログラムを設置します。また、ログファイルの監視テストを実行します。(必須)
監視の新規登録、及び設定変更の際には、必ず実施してください。

設定項目設定内容
設置プログラムファイル名

plファイル名を設定する場合、ファイル名を半角英数字、及び半角記号で入力

  • 255Byteまで設定できます
  • デフォルトのファイル名を使用する場合は、変更の必要はありません

監視開始位置
(任意)

監視開始位置を監視対象ログファイルの先頭からのバイト数で設定

  • 監視実行後に、次回の監視を開始するバイトの位置が自動更新されます
  • ログファイルの先頭から監視する場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 整数値を半角で入力してください
  • 0Byteから9,000,000,000,000,000,000Byteの間で設定できます

監視対象ログ行数制限
(任意)

監視対象とする範囲を限定する場合、前回監視位置からの行数を設定

  • 空白にした場合は、監視対象ログ行数制限が「無制限」となります

プログラムの対象機器への設定&
テスト実行

プログラムを対象機器に設置し、監視テストを実行する場合、項目をクリック
【注意】

設定した監視間隔で出力されるログの行数が、「監視対象ログ行数制限」で設定している行数を超える場合に、超過分のログは次回以降の監視対象となります。
エラーの検知が遅延するなど、正しく監視できない可能性がありますので、監視間隔で出力されるログの行数より大きい行数を設定してください。

2. 対象機器にプログラムが設置され、監視テストが実行されます。

監視に使用するplファイルは、監視対象のホームディレクトリに設置されます。
監視テストに成功すると、「※プログラムの対象機器への設置が完了しました。」というメッセージと、監視テストの実行結果が表示されます。

3. 「確認」をクリックすると、「新規監視追加画面」が表示されます。

【注意】

「>>プログラムの対象機器への設定と監視テスト実行」の実行後、「監視開始位置」が監視テストで読み込んだbyte数分進みます。監視開始時には監視を開始したいbyte位置となっていることを確認の上、「確認」をクリックしてください。