3:Winディスク監視、ディスク監視

1:Winディスク監視が実行できない

監視対象サーバへログインし、以下の設定をしてください。

1.「 スタート」メニューの「すべてのプログラム」から「アクセサリ」を開き、「コマンドプロンプト」をクリックします。
2. コマンドプロンプト上で、「diskperf -Y」を実行します。
3. コマンドプロンプト終了後、Windowsサーバを再起動して、設定を有効化します。

[実行例]


Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation. All rights reserved.


C:\Users\cl>cd C:\
C:\>diskperf -Y


このシステムの論理ディスクパフォーマンスカウンターと物理ディスクパフォーマンスカウンターの両方が自動的にオンデマンドで有効になります。
IOCTL_DISK_PERFORMANCEの未処理のカウンターも有効にできます。


C:\>exit

2:Windows Server で一定時間経過後、Winディスク監視ができなくなる

該当の監視項目で継続してWDS-E084エラーが出力され、Winディスク監視が行えない場合、ClariceWin Moduleをインストールしたフォルダと同じフォルダに「cwm.nodiskperf」という名前の空ファイルを作成し、ClariceWinModuleを再起動してください。

3:ドライブレターを変更したら、ドライブの監視ができなくなった

ドライブレターを変更したドライブは監視できません。デフォルトで設定されているドライブレター(A-Z)のみ利用できます。

4:ディスク監視、Winディスク監視で1監視項目あたり、5つ以上のマウントポイント、またはドライブレターが監視できない

1監視項目あたりのマウントポイント、ドライブレターの設定上限数は4つです。

5つ以上のマウントポイント、ドライブレターを監視する場合は、監視項目を分けて設定してください。

また、1監視項目に対して、複数のマウントポイント、ドライブレターを検知条件として指定した場合、同時に2つ以上のマウントポイント、ドライブレターでしきい値を超過しても片方しかアラートを検知しません。これを回避するには、マウントポイント、ドライブレターごとに監視項目を分ける必要があります。

5:ディスク監視、Winディスク監視で設定値に「*」を指定した場合の挙動がわからない

次の挙動を示します。

  • すべてのマウントポイント、ドライブレターが監視対象となります。
  • グラフは表示できません。
  • マウントポイント、ドライブレターごとにしきい値と比較して監視を行います。
6:ディスク監視(Linux)で監視可能なマウントポイント、Winディスク監視(Windows)で監視可能なドライブについて知りたい

Linux、Windowsでそれぞれ下記の監視ができます。

  • ディスク監視(Linux)

dfコマンドで出力可能なマウントポイントが監視できます。ただし、dfの出力結果によっては、監視が行えない場合があります。確認する場合は、「ディスク監視設定」画面で「ディスク容量使用状況を自動取得」を実行して、取得結果に表示されることを確認してください。

  • Winディスク監視(Windows)

パフォーマンスカウンタ「LogicalDisk」に表示されるドライブの監視ができます。「Winディスク 監視設定」画面で「現在のディスクの使用率を取得」を実行して、取得結果に表示されることを確認してください。