2:SSH公開鍵の設定

接続方法の検討

WindowsサーバへPowerShell over SSHで接続する際に、鍵認証を利用する場合は、下記手順を実施します。
パスワード認証を利用する場合は、「SSH公開鍵の作成」を行う必要はありません。
※LinuxサーバのSSH公開鍵の設定手順は「1: 監視コントロールパネルに登録する前のLinuxサーバの設定」を参照ください。

SSH公開鍵の作成

SSH公開鍵を作成し、監視対象のWindowsサーバに設定します。
※ 本作業は、「監視コントロールパネル」にWindowsサーバを登録する前に実施します。

1. 「監視コントロールパネル」の「HOME」画面の「新規追加」をクリックします。

2. 「新規追加」画面が表示されます。「SSH公開鍵(一覧)」をクリックします。

3. 「SSH公開鍵一覧」画面が表示されます。「SSH公開鍵を追加」をクリックします。

4. 「新規SSH公開鍵/秘密鍵の作成」画面が表示されます。「鍵の名称」に任意の文字列で鍵の名称を入力し、「作成する」をクリックします。

5. メッセージが表示されます。「OK」をクリックします。

6. 作成したSSH公開鍵が「SSH公開鍵一覧」画面に表示されます。作成したSSH公開鍵の名称をクリックすると、SSH公開鍵の内容が表示されます。以降の操作で、この内容をコピーして使用します。

SSH公開鍵の設定

作成したSSH公開鍵を、監視対象のWindowsサーバに設定します。

1.監視対象のWindowsサーバに、Administrator権限のあるユーザーでログインします。

2.監視ユーザのホームディレクトリに、「.ssh」フォルダを作成します。

コマンドプロンプトを起動して、以下コマンドを入力します。

[実行例]
C:> cd C:\Users\監視ユーザ名
C:> mkdir .ssh

※画面操作で「.ssh」フォルダの作成はできません。コマンドプロンプトから作成します。

3.「.ssh」フォルダの中に、「authorized_keys」ファイルを作成します。

4.「SSH公開鍵の作成」の手順6で表示させたSSH公開鍵の内容をコピーし、「authorized_keys」ファイルにペーストします。

5.フォルダとファイルの権限を確認します。

「.ssh」フォルダ、および「authorized_keys」ファイルは、監視ユーザ自身、SYSTEM、Administrators 以外からのアクセス権が付いている場合は外します。

6.「監視コントロールパネル」にサーバを登録します。登録方法について詳しくは、「3: 監視コントロールパネルへのサーバ登録」をご覧ください。

監視対象接続情報設定画面で、接続方法「PowerShell over SSH」を選択した後、[>接続確認と監視の準備] を押下して、以下が表示されることを確認します。

PowerShell over SSH での接続確認と監視の準備が完了しました。(Success)