AWSログ(外部監視)

Amazon CloudWatch Logsから取得したログを監視します。
監視可能なサーバ種別は、Linux、Windows、FreeBSD、Otherです。

【参考】

AWSログ監視を行う場合はノード登録を行う際に、Linux、Windows、FreeBSD、Other のどれかを選択してください。

【参考】

AWSマネジメントコンソールで、監視コントロールパネルからの接続に必要な情報を取得する手順について詳しくは、AWS(外部監視)をご覧ください。

【参考】

AWSマネジメントコンソールで、監視コントロールパネルからAWSログを参照するために必要な設定手順について記載します。

  1. AWSマネジメントコンソールにログインする。

  2. CloudWatch > ログ > ロググループ を参照し、以下を確認する。
    1. 監視を行いたい対象のロググループが存在すること
    2. 対象のロググループに、ログストリームが存在し、ログが取得できていること
  3. AWSマネジメントコンソールからログアウトする。

メニューの表示方法
トップページ > リスト > OverView > 監視一覧 > 新規監視追加 > 監視詳細設定

1. 以下の項目を設定し、「確認」をクリックします。

[1 AWS CloudWatchへ接続するためのプロファイルを選択して下さい。]
「新規登録」をクリックし、AWS CloudWatchへ接続するためのプロファイルを設定します。(必須)

設定項目設定内容
IAM Roleを使用するIAM Roleを使用する場合はチェックを入れる
プロファイル名(任意)プロファイル名を入力
リージョンリージョンを入力
アクセスキーIDアクセスキーIDを入力
シークレットアクセスキーシークレットアクセスキーを入力
接続方法HTTPS/HTTPから選択

「接続確認」をクリックすると、確認のメッセージが表示されます。「OK」をクリックしてください。

[2 ログ設定]
監視対象のログを設定します。(必須)

設定項目設定内容
ロググループ

ロググループを設定

  • プルダウンには200件まで表示が可能です
  • プルダウン内に表示されない場合も、任意に入力する事で設定が可能です。手動入力後にEnterを押下することで反映されます


ログストリーム

ログストリームを設定

  • AWS側で自動生成されるログストリームを使用する場合はチェックを入れてください
  • プルダウンには200件まで表示が可能です
  • プルダウン内に表示されない場合も、任意に入力する事で設定が可能です。手動入力後にEnterを押下することで反映されます
  • ログストリームに入力した内容は、完全一致で評価されます

複数のストリームのログを
インターリーブする

「複数のストリームのログをインターリーブする」のチェックの有無に関係なく、各ストリームのログが時系列順に混在した状態でマッチングします
(AWSのAPIパラメータの仕様が2019年6月に変更され、インターリーブ有効に変更となりました)
フィルター取得するログに対してフィルタリングを行う場合はフィルターパターンを設定
読み込みログ行数1回の監視で読み込むログの行数を設定

[監視対象からログを取得する場合は取得対象間隔を設定し、[取得してみる]をクリック]

[3 正規表現キーワード]
監視対象ログの取得内容に対するキーワードを入力します。また、監視対象ログファイルの文字コードを選択します。(必須)

設定項目設定内容
正規表現設定

監視対象ログファイルに対して、アラートやワーニングとして検知するキーワードを入力

  • 「 通知レベル」には、「W(ワーニング)」「A(アラート)」「N(正常)」のいずれかを設定してください
  • 入力形式は、「正規表現設定について」をクリックして表示される例をご覧ください
  • 記述例は、「記述例」をクリックして表示される例をご覧ください
  • 8,192Byteまで設定できます
  • マルチバイト文字を使用する場合は、必ず「ログファイル文字コード」で監視対象ログファイルの文字コードを選択してください
  • 監視対象ログの1行あたりのマッチング対象文字数は5000Byteまでです
ログファイル文字コード監視対象ログファイルの文字コードを選択
正規表現設定のチェック

「正規表現設定」に入力した正規表現で、キーワード判定が正しく実行されるかを確認

  • 「 正規表現設定のチェック」をクリックして表示される「正規表現チェック用ログテキスト」に確認する正規表現を入力し、「チェック」をクリックすると、以下のいずれかの判定結果を表示します
    • マッチしました:N指定
    • マッチしました(⇒アラート):A指定
    • マッチしました(⇒ワーニング):W指定
    • マッチしませんでした
  • 複数を判定する場合は、「,(カンマ)」で区切ってください

[4 その他の判定]
正規表現によるマッチング判定以外に、以下の判定を実行して監視できます。(任意)

  • ログサイズによる判定
  • ログ行数による判定
  • ログ増加判定

「4 その他の判定」をクリックすると、上記の判定を設定する項目が表示されます。

[ログ行数による判定]
通知レベル「N」の正規表現に合致した行数による判定ができます。

設定項目設定内容
ワーニング閾値

監視対象ログファイルに出力された行数をワーニングとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0行から2,147,483,647行までの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、ワーニングが発生します
アラート閾値

監視対象ログファイルに出力された行数をアラートとして検知する値を半角整数値で入力

  • 0行から2,147,483,647行までの間で設定できます
  • 設定しない場合は、「0」を入力、または空欄にします
  • 設定した値を超えると、アラートが発生します

[5 復旧アクション設定]

エラー状態からの復旧方法を選択します。(必須)
アラートが発生したのちの復旧方法として、手動で復旧を行うか、自動で復旧させるかを選択してください。

[6 グラフ設定]
AWSログ詳細監視の結果をグラフにプロットする際の設定をします。(任意)
グラフのプロットについては、「監視結果のグラフプロットについて」をクリックして表示される説明をご覧ください。

プロットデータは下記から選択できます。

設定項目
設定内容
ログサイズ監視実行時のログサイズ
増加行数前回監視実行から増加したログの行数
A検知レベル「A」にマッチした行数
W検知レベル「W」にマッチした行数
N検知レベル「N」にマッチした行数
A+W+N正規表現にマッチしたすべての行数

[7タイムアウト]

タイムアウト値を設定します。(必須)

設定項目
設定内容
タイムアウト

1秒から20秒までの間で設定

  • 推奨値は、10秒です
【注意】

監視対象のログ量が多い場合、接続エラーが発生する頻度が高くなります。以下の対応を検討してください。

  • 対象のログストリーム件数を減らす
  • フィルタ設定を利用する

2. 「新規監視追加画面」が表示されます。