[CentOS/RHEL 6]DNSサーバの設定
弊社が提供するDNSキャッシュサーバを設定する方法を説明します。
【参考】
弊社が提供するDNSキャッシュサーバをご利用になる場合は、所定の条件を満たす必要があります。
所定の条件は、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2 サービス詳細資料[共通編]』をご覧ください。
1. 名前解決の参照先にDNSを追加します。
既存の「hosts:」行の任意の位置にスペース区切りで「dns」を追加します。
$ sudo vi /etc/nsswitch.conf hosts: files dns
【参考】
「dns」を追加する位置は、お客様の要件に応じてご検討ください。
2. DNSキャッシュサーバのIPアドレスを登録します。
ファイルの記述書式は、「nameserver <DNSキャッシュサーバのIPアドレス>」です。
今回の例では、以降、<DNSキャッシュサーバのIPアドレス>を「XXX.XXX.XXX.XXX」とします。
$ sudo vi /etc/resolv.conf nameserver XXX.XXX.XXX.XXX nameserver XXX.XXX.XXX.XXX
【参考】
弊社が提供するDNSキャッシュサーバのIPアドレスは、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2 サービス詳細資料[共通編]』をご覧ください。
3. 名前解決できることを確認します。
コマンドの記述書式は、「dig www.iij.ad.jp」です。
$ dig www.iij.ad.jp ;; ANSWER SECTION: www.iij.ad.jp. 119 IN A XXX.XXX.XXX.XXX └─ANSWER SECTIONにレコードが表示されることを確認します。 ;; SERVER: XXX.XXX.XXX.XXX#53(XXX.XXX.XXX.XXX) └─登録したDNSキャッシュサーバのIPアドレスが表示されることを確認します。