[vSphere 5.5/vSphere 6.0]VMware vSphere ESXiサーバへの接続

管理ネットワークへの接続後、以下の2種類のいずれかの方法で、VMware vSphere ESXiサーバに接続してください。

【注意】

VMware vSphere Web ClientによるESXiサーバへの接続はできません。

SSHによる接続

管理ネットワークへの接続後、お客様作業端末からVMware vSphere ESXiサーバに接続する方法を説明します。

なお、SSHでリモート接続するには、SSHクライアントソフトをご用意ください。本オンラインマニュアルではWindows用フリーソフトウェアとして配布されているターミナルエミュレータ「Tera Term」を使用した接続方法を説明します。

【注意】

TELNET接続はセキュリティの関係上ご利用になれません。

1.「Tera Term」を起動します。

真っ白で何も入力されていない「メインウィンドウ」、及び「Tera Term:新しい接続」画面が表示されます。

2.「TCP/IP」を選択後、接続先を設定して、「OK」ボタンをクリックします。

接続先の設定項目は、以下のとおりです。

項目内容
ホストお客様のVMware vSphere ESXiサーバのIPアドレスを入力します。
サービス「SSH」を選択します。
TCPポート#「22」と入力します。
【参考】

お客様のVMware vSphere ESXiサーバのIPアドレスは、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「VMware vSphere ESXiサーバの画面詳細」をご参照ください。「VMware vSphere ESXiサーバ情報」タブで確認できます。

3.「セキュリティ警告」画面が表示された場合は、「続行」ボタンをクリックします。

「SSH認証」画面が表示されます。

4.接続のために必要な情報を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

接続のために必要な情報は、以下のとおりです。

項目内容
ユーザ名「root」と入力します。
チャレンジレスポンス認証を使う(キーボードインタラクティブ)選択します。
【参考】

ユーザ名は、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「VMware vSphere ESXiサーバの画面詳細」をご参照ください。「VMware vSphere ESXiサーバ情報」タブで確認できます。

「SSH認証チャレンジ」画面が表示されます。

5.「Password」にお客様のVMware vSphere ESXiサーバの初期パスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。

【参考】

上記の接続のために必要な情報は、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「VMware vSphere ESXiサーバの画面詳細」をご参照ください。「VMware vSphere ESXiサーバ情報」タブで確認できます。

SSHによるVMware vSphere ESXiサーバへのログインが完了します。

VMware vSphere Clientによる接続

管理ネットワークへの接続後、統合管理サーバ、またはお客様作業端末からVMware vSphere ESXiサーバに接続する方法を説明します。

【参考】

  • VMware vSphere Clientは、お引き渡し時点で、統合管理サーバにインストールされているため、統合管理サーバにリモートデスクトップで接続し、本手順を実施できます。
  • お客様作業端末からご利用になる場合は、VMware vSphere Clientのインストール、及び名前解決の設定が必要です。名前解決の設定方法の詳細は、「各種クライアントの利用設定」をご参照ください。

VMware vSphere Clientによる接続(Microsoft Windows Server 2008 R2)

1.スタートボタンをクリックし、「すべてのプログラム」をクリックします。次に、「VMware」をクリックし、「VMware vSphere Client」をクリックします。

「VMware vSphere Client」のログイン画面が表示されます。

2.接続のために必要な情報を入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。

接続のために必要な情報は、以下のとおりです。

項目内容
IPアドレス/名前お客様のVMware vSphere ESXiサーバのIPアドレスを入力します。
ユーザー名「root」と入力します。
パスワードお客様のVMware vSphere ESXiサーバのユーザーIDの初期パスワードを入力します。
【参考】

上記の接続のために必要な情報は、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「VMware vSphere ESXiサーバ詳細情報」をご参照ください。「VMware vSphere ESXiサーバ情報」タブで確認できます。

3.「セキュリティ警告」画面が表示された場合は、「無視」ボタンをクリックします。

【参考】

証明書をインストールする場合は、「この証明書をインストールし、「<VMware vSphere ESXiサーバのホスト名>」に対するセキュリティ警告をすべて表示しない」チェックボックスをチェックし、「無視」ボタンをクリックしてください。

VMware vSphere ClientによるVMware vSphere ESXiサーバへのログインが完了します。

VMware vSphere Clientによる接続(Microsoft Windows Server 2012 R2)

1.「スタート」メニューをクリックし、画面左下に表示される矢印をクリックします。

「アプリ」の一覧が表示されます。

2.「VMware vSphere Client」をクリックします。

「VMware vSphere Client」のログイン画面が表示されます。

3.接続のために必要な情報を入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。

接続のために必要な情報は、以下のとおりです。

項目内容
IPアドレス/名前お客様のVMware vSphere ESXiサーバのIPアドレスを入力します。
ユーザー名「root」と入力します。
パスワードお客様のVMware vSphere ESXiサーバのユーザーIDの初期パスワードを入力します。
【参考】

上記の接続のために必要な情報は、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「VMware vSphere ESXiサーバ詳細情報」をご参照ください。「VMware vSphere ESXiサーバ情報」タブで確認できます。

4.「セキュリティ警告」画面が表示された場合は、「無視」ボタンをクリックします。

【参考】

証明書をインストールする場合は、「この証明書をインストールし、「<VMware vSphere ESXiサーバのホスト名>」に対するセキュリティ警告をすべて表示しない」チェックボックスをチェックし、「無視」ボタンをクリックしてください。

VMware vSphere ClientによるVMware vSphere ESXiサーバへのログインが完了します。