仮想ダイアルアップ機能を使用した接続

仮想ダイアルアップ機能は、IIJセキュアリモートアクセスソリューション(IDゲートウェイ)を使用して提供します。仮想ダイアルアップ機能をお申し込みいただくと、仮想ダイアルアップ機能の接続先アドレス、アカウント、及び初期パスワードがお客様に提供されます。

提供された情報、及び『IDゲートウェイサービス 仮想ダイアルアップ 設定ガイド』(以下、『設定ガイド』)をもとに、以下の2種類のいずれかの方法で管理ネットワークに接続してください。

仮想ダイアルアップの種類内容
L2TP/IPsec接続

L2TP/IPsec通信では、クライアントからリモートアクセスの接続先ホストまで、ESP(IPプロトコル番号 50番)、及びUDP 1701番ポートを使用して通信できる必要があります。

ファイアウォールなどで上記通信を制限している場合は、接続できません。

事前共通キー(Preshared-key)には、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載された「IPsec共有秘密鍵」を入力していただく必要があります。詳細は、以下の「補足」をご参照ください。

SSTP接続

SSTPは、Microsoftが開発したPPPトンネリングプロトコルで、Windowsでは標準でご利用になれます。

SSTP通信では、クライアントからリモートアクセスの接続先ホストまで、HTTPS(TCP 443番ポート)を使用して通信ができる必要があります。

【注意】

IDゲートウェイの仮想ダイアルアップ機能を使用して仮想化プラットフォーム VWシリーズに接続する際は、スプリットトンネリングモードで接続できません。

【参考】

  • 『設定ガイド』内に記載された以下の項目は、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに情報が記載されています。詳細は、「ベースセット/VWの画面詳細」をご参照ください。「仮想ダイアルアップ機能」タブで確認できます。
設定ガイドの表記「仮想ダイアルアップ機能」タブの表示
IDゲートウェイのホスト名仮想ダイアルアップ先ホスト名
ユーザ名ログイン名
パスワード初期パスワード※1
IPsec共有秘密鍵IPsec共有秘密鍵

※1 パスワードは、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルで変更できます。パスワードの変更を実施している場合は、変更後のパスワードをご利用ください。

管理ネットワークへ接続した後の各接続方法の詳細は、以下のリンク先をご参照ください。