運用管理サーバの初期設定

運用管理サーバの初期設定の方法を説明します。

【参考】

vSphere 6.5、vSphere 7.0、及びvSphere 8.0の場合に実施してください。

【注意】

vSphere 7.0及びvSphere 8.0のVMware vSphere Client(以下、vSphere Client)は、Internet Explorerをサポートしていません。サポート対象のWebブラウザをお客様にてダウンロードしてご利用ください。

vSphere Client のソフトウェア要件の詳細は、Broadcom社が提供する下記ページをご覧ください。

初期設定の流れは、以下のとおりです。

  1. 初期パスワードの変更
  2. ルーティングの設定
初期パスワードの変更

運用管理サーバの管理者アカウントのパスワードを変更する方法を説明します。

【参考】

お引き渡し時点では、運用管理サーバの管理者アカウントのパスワードは、IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソースのコントロールパネルに記載される初期パスワードが設定されています。初期パスワードを確認する方法の詳細は、「ベースセット/VWの画面詳細」をご参照ください。「運用管理サーバ」タブで確認できます。

1. リモートデスクトップ接続を使用し、運用管理サーバに接続します。

2. スタートボタンをクリックし、「サーバマネージャー」をクリックします。

「サーバーマネージャー」画面が表示されます。

3. 画面右上の「ツール」をクリックし、「コンピュータの管理」をクリックします。

「コンピューターの管理」画面が表示されます。

4. 画面左より、「システムツール」ツリー、及び「ローカルユーザーとグループ」ツリーを展開し、「ユーザー」をクリックします。

5. 画面右より、「ocadmin」を右クリックし、「パスワードの設定」をクリックします。

確認画面が表示されます。

6. 「続行」をクリックします。

「ocadminのパスワードの設定」画面が表示されます。

7. 以下の項目を入力し、「OK」をクリックします。

項目内容
新しいパスワードocadminの新しいパスワードを入力します。
パスワードの確認入力再度、ocadminの新しいパスワードを入力します。

確認画面が表示されます。

8. 「OK」をクリックします。

「サーバーマネージャー」画面に戻ります。

ルーティングの設定

運用管理サーバにルーティング設定を追加する方法を説明します。

管理ネットワークに、IIJプライベートバックボーンサービス、またはお客様が構築された仮想マシンを接続し、それらのノードを通じて、管理ネットワーク以外のネットワークに疎通する際は、ご利用の環境に合わせてルーティング設定の追加が必要になる場合があります。

【参考】

ルーティング設定に必要な情報は、プライベートリソースのコントロールパネルに記載されています。詳細は、「ベースセット/VWの画面詳細」をご参照ください。「サービスネットワーク情報」タブで確認できます。

1. リモートデスクトップ接続を使用し、運用管理サーバに接続します。

2. コマンドプロンプトを起動します。

3. 以下のコマンドを実行し、ルーティング設定を追加します。

> route add <ネットワークアドレス> mask <ネットマスク> <ゲートウェイIPアドレス> IF <インタフェース> -p


ご契約済みのベースセット/VWに対して、追加ディスクオプション/VWをご契約いただいた場合は、以下のリンク先をご参照ください。