DNSサーバの設定
仮想化プラットフォーム VWシリーズでは、以下の条件を満たしている場合に、お客様が構築された仮想マシンのDNSリゾルバの参照先として弊社が提供するDNSキャッシュサーバをご利用になれます。
- お客様が構築された仮想マシンであり、以下の品目に弊社が割り当てたグローバルIPアドレスを接続元IPアドレスとしてインターネットにアクセスできること
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソース ネットワーク「グローバルネットワーク」
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソース ネットワーク「インターネット接続」
以下の構成が想定されます。
- 仮想マシンが、上記の品目に直接、接続される構成
- 仮想マシンが、以下の品目を介して上記の品目に接続され、以下の品目(サービスコネクタの場合は、その接続サービス)において、仮想マシンの接続元IPアドレスが、弊社が上記の品目に割り当てたグローバルIPアドレスに、NAT変換される構成
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソース FW/LB
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソース FW/LB
- IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソース サービスコネクタ
弊社が提供するDNSキャッシュサーバ
弊社が提供するDNSキャッシュサーバのIPアドレスは、以下のとおりです。ご利用になるDNSキャッシュサーバは、DNSフィルタリングの適用有無によりお選びいただけます。DNSフィルタリングの詳細は、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2 サービス詳細資料[共通編]』の「DNSキャッシュサーバ」をご覧ください。
IPアドレス | DNSフィルタリングの適用有無 |
---|---|
210.130.0.12 | ○ |
210.130.1.12 | ○ |
210.130.0.13 | - |
210.130.1.13 | - |
○:適用しています -:適用していません
【注意】
- お客様が構築された仮想マシンのDNSリゾルバに設定するDNSサーバについて、弊社が提供するDNSキャッシュサーバ以外のDNSサーバのご利用を妨げるものではありません。
- 弊社が提供するDNSキャッシュサーバのIPアドレスは、変更される可能性があります。その場合は、お客様が構築された仮想マシンのDNSリゾルバに設定された、弊社のDNSキャッシュサーバのIPアドレスは、お客様にて変更していただく必要があります。
- 弊社が提供するDNSキャッシュサーバは、仮想化プラットフォーム VWシリーズにてお客様が構築された仮想マシンがホスト名とIPアドレス間の名前解決をするためにご利用になれます。それ以外の用途では、ご利用になれません。
- 外部との通信が設定、または許可されていない仮想マシンはDNSを参照できません。お客様側でDNSキャッシュサーバをご用意ください。
【参考】
- コネクタ「サービスコネクタ」経由でIIJマネージドファイアウォールサービスをご利用になっている場合は、仮想マシンから外部に向けてDNSの通信が許可されていることを確認してください。
- FW/LB「ロードバランサ」をご契約いただいている場合は、NAPT設定、またはNAT設定が行われていることを確認してください。